アメリカのNo.1アコースティック・ギター・メーカー、テイラーの重鎮がHarvest Guitarsを訪問!
2019-10-08
Harvest Guitars店長の白井です。本日はちょっと興奮してしまいました。テイラー社より、ボブ・テイラーとともにテイラーを創設したカート・リスタグ、そしてボブ・テイラーの継承者としてもはやテイラーの看板的存在のビルダー、アンディ・パワーズのお二人に訪問いただいたのです。ハード・スケジュールの中での来訪で、残念ながらゆっくりとお話をする時間がありませんでしたが、Harvest Guitarsを気にいっていただいた様子で何よりでした。

しっかりサインもいただきました。
さて、テイラーと言えば、30年前、忌野清志郎さんにテイラーの855という12弦ギターをご購入いただきました。『忌野清志郎 ロッ研ギターショー 愛蔵楽器写真集』(リットーミュージック)にも掲載されています。

当時、日本に上陸したばかりのテイラーでしたが、忌野さんより「タカミネ、オベーション以外でエレアコの12弦ギターを探している」というご相談を受け、自信を持ってご案内したのがこのギターでした。メーカーからの納品を待つ間に、ニール・ヤングが来日。後日忌野さんのスタッフの方から伺ったのですが、コンサートでヤングがテイラーの12弦ギターを使用したのを目撃した忌野さんが「俺がオーダーしたテイラーの12弦ギターをニール・ヤングが使っている!」と興奮されたそうです。晩年までこのギターをお使いいただけたことは感慨深いです。そんな出来事から30年経った今年、カート、そしてアンディとお会いできたことに何かの縁を感じました。

Harvest Guitarsのテイラー製品ラインナップはこちら! この他、新入荷商品で掲載されていない物もございます。お気軽にお問い合わせください。
Posted by Eiichiro Shirai/白井英一郎プロフィール:
1960年生まれ。吉田拓郎を聞いてフォーク・ギターを始め、石川鷹彦をきっかけにブルーグラスにも興味を持つ。その後イーグルス、オールマン・ブラザーズ・バンドなどのアメリカン・ロックに傾倒。エレキ・ギターも弾くようになる。ギター、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、三線を弾くマルチ・プレイヤーとして演奏活動をする現役ミュージシャンで、音楽誌や楽器専門誌のライターの肩書きも持つ。1970年代の音楽とファッションをこよなく愛し、音楽のあるスロー・ライフを実践するロハス・ピープル。入門者からベテランまで、お客様のライフ・スタイルに合った商品を提案する楽器のコンシェルジュ。