BRUTEがいっぱい入荷しました!!!!!!
2019-10-06 デジタルフロアからこんにちは(・?・)おひさしぶりのアナログシンセ布教マンです。ArturiaのBRUTEシリーズが店頭に勢ぞろいしています!
なかなか独特なシンセなので、アナログシンセ好きな方、新しいもの好きな方、オリジナリティを求める方、頭やわらかな方にはたまらんと思います!
いかれたメンバー(ほめ言葉)を紹介するぜ!

小さいのに使い勝手のよさが神がかり的!
MICROBRUTEたん!

Arturiaのハードシンセ伝説がここからはじまった!
MINIBRUTEたん!

パッチポイントで無限に遊べる!これは店頭展示の新品で中古ではないです!
MINIBRUTE2たん!
MATRIXBRUTE?知らない子ですね…

して、今回ご紹介したいのはこのMICROBRUTE!
MINIBRUTEの次に発売された小さいBRUTEです。
BRUTEシリーズはまさに、マジの伝統的アナログシンセと、シビれる新技術の統合といったかんじのステキな変態シンセ(ほめ言葉です)。
そのエグさと押し出しの強さはnordさんも逃げ出すレベル。と個人的には思っています。ぜひバンドサウンドなどでここぞのソロとかに使って頂きたい…!
その独特なヤバい音を演出する代表的パーツのひとつ、Steiner-Parkerフィルタってのがあるんですが、ググってもなかなかBRUTE以外の情報が得られないんですよね。どうも元ネタは70年代にSteiner-Parker社が発売したシンタコンという幻のシンセで使われているフィルタだそうで、Steiner-ParkerフィルタとはそれをArturiaが進化させたものなんだそうです。というか原作者のSteiner氏監修だそうです。すごい。そして荒い音がする子です。
LPFだけじゃなくてHPFやBPFが使えるのもいいですよね。変態シンセにだけ許された圧倒的自由度。MICROBRUTEは変態シンセなのでもちろん使えるのです。
ちなみにシンタコンのフィルタ自体はサレンキーフィルタの派生らしいです。サレンキー型の回路はわりと教科書に載ってるかんじのベーシックな回路なので気になる方はググったらいいかも。

ついでにサレンキー型といえばMS-20とかに載ってる伝説のフィルタKORG35もたしかサレンキー型。あのフィルタもなかなか凶悪ですよね。

(この画像貼るの何回目だ…!?)
よくあるシンセではオシレーターは「ノコギリ波!矩形波!三角波!どれにするの!?」と選ぶパターンが多いですが、BRUTEは変態なので全部いっぺんに使えるし、ノコギリ波をたくさん、矩形波をちょっとだけ、そこに三角波を半分くらい、とかミックスして使うことが出来ます。この仕様とても好き…
そういえば右上を見てください!

なんかパッチポイントがある…
レバーとかで切り替えてもいいでしょうに、さすがのアナログ感と自由度、Arturiaさん最高だぜ。
小さいパッチポイントなので、できることは「LFO」「エンベロープ」を「メタライザー(三角波を複雑にするやつ)」「ソウ(ノコギリ波を複雑にするやつ)」「サブ(サブオシレーターを操作するやつ)」「ピッチ(音の高さを微妙に変えるやつ)」「フィルター(フィルターでどこの帯域を削るか決めるやつ)」「PWM(矩形波を複雑にするやつ)」のどれに効かすか選べるだけですが、おかげで初心者の方もこわくないと思うんですがいかがでしょう?
これでパッチングデビューするのすごくいいと思います!
パッチポイントの他にもMINIBRUTE→MICROBRUTEで増えたものがあって、…シーケンサーです!
レバーを倒して録音し、レバーを戻して、あとはMONOLOGUEの鍵盤に追従するシーケンサーみたいに使えます。大好き…(・?・)

(この画像貼るの何回目だ…!?)
というわけでMICROBRUTEの楽しさが…伝わりましたでしょうか…(・?・)
MICROBRUTEはもちろん、MINIBRUTEやMINIBRUTE2もありますのでぜひチェックしてみてください!!
商品ページはこちら!↓
MINI BRUTE (中古)
MICRO BRUTE (中古)
MINI BRUTE2 (展示品アウトレット)
ワイルドな音と無限の楽しさを手に入れるのです…(・?・)