volca modularの中古が入荷しました
2019-05-10 デジタルフロアからこんにちは(・◡・)アナログシンセ布教マンです。今日は先日入荷した、volcaシリーズのニューフェイス…!
volca nubassじゃないよvolca modularのご紹介です!アナログシンセ布教マンも喜ぶアナログシンセ!わーい!
今年の冬NAMMで発表されたばかりのvolcaです。

小さい穴がたくさん(50個)開いてます。
セミモジュラーシンセなので、このままでも使えるし、この穴を付属のケーブルでつなぐことで、凝った効果を出したりして遊べます。
こんな小型シンセなのに穴の数がMINIBRUTE2より多い…(謎の比較)
基本的に穴のまわりの枠が白抜きなのがインプット、黒く塗りつぶされているのはアウトプット
枠が丸い形になっているのはオーディオ信号、丸くなってないのがコントロール信号、ということになってますがとりあえずインプットとアウトプットをつなげば何か起こります。それぞれの穴の効果はマニュアルの「各モジュールの説明」を見ましょう。パズルみたいに音が組み立てられるようになって、もっと楽しくなります!

シンセでよくある効果はレシピが書いてあるカードが付属します。
たとえば右下のリングモジュレーションは

この、謎の足し算が書いてある穴がきも!!
この謎の足し算の穴は、左側のaの穴に入力された信号と、bの穴に入力された信号、
そしてその下の穴(cの穴)×横のつまみの値を計算して出力してくれるもの。(※マニュアルによると、これはオーディオ信号でもコントロール信号でもオッケーな穴です)
たとえば、a+b×cの穴に出力ケーブルをさすと、
「bの穴に入力された波形」に「cの穴に入力された波形(横のつまみで強さが変わる)」をかけたものに、「aの穴に入力された波形」を足したものが出力先にでてきます。
ここで、リングモジュレーションとは2つの波形の掛け算なので、bとcの穴に波形を入力して、掛け算させて次のセクション(フィルタ/アンプ)へ送ってるわけです。
なーるほどー!ってなりませんかw
下手な説明ですが伝わってくれるとうれしいです…

レシピカードの裏は入出力の一覧!
ある程度各モジュールの動きを覚えたら、このカードだけで音作りが捗ります。
(volca modularは、アイコンでなんとなくわかるとはいえ本体に入出力の名前が書いてないので、このカードすらいらないようならなかなかのvolca modularの使い手といえるでしょう)
volca modularは公式webでウエストコーストスタイルとうたわれているように、
MOOG博士的な減算方式のキーボード!!アナログ!!ではなく
BUCHLA博士的な倍音!!増やすぞ!!!FM変調!!!アナログ!!というvolcaです。
(volca FMはYAMAHA DX的なデジタルシンセなのでまたちょっとちがう…!)
なので、オシレーターは三角波と、それをFM変調するパラメータだけという潔いかんじ。
今までのvolcaでは出ない音ですぞ…!!

というわけでvolca modular…いろいろ試してみたくなる少年マインド(?)を刺激する逸品でござます…(・◡・)状態も良いしおすすめ!
<こちらの商品は販売済となりました。ありがとうございます!新品につきましてはお問い合わせくださいませ。>