グローヴァー102ペグ、ブルー・ケース期のD-45が入荷！
2019-02-09
Harvest Guitars店長の白井です。東京は雪となりました。予報ほどの大雪にはなりませんでしたが、寒さが身に染みます。
さて、本日私は休憩時間に書店でファッション雑誌『SENSE』の最新号をゲット。斉藤和義が表紙だったのです。「泣ける音とファッション」というタイトルの特集が組まれていました。ブラックのレザーのコートに身を包んだ斉藤和義が渋く、男らしく、カッコ良いのです。その斉藤和義が選んだ「泣ける音」がクロスビー、スティルス、ナッシュ＆ヤング(CSNY)のアルバム”Déjà vu”に収録された’Teach Your Children’でした。サポートのジェリー・ガルシアのペダル・スティールにまで言及しているのはさすがです。この曲自体が私のフェイヴァリット・ソングですし、私はアコースティック・ギターのみならずペダル・スティールもコピーしていたこともあり、勝手ながら斉藤和義に親近感を覚えました。(笑)
記事について詳しくは『SENSE』をお読みいただくとして、ここで改めてCSNYによって注目を浴びるようになったギターを紹介いたしましょう。マーティンD-45です。ニール・ヤングが加わる前のクロスビー、スティルス＆ナッシュ(CSN)のドキュメンタリーDVD、”Long Time Comin’”の中で、デイヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルス、グレアム・ナッシュの三人がD-45を弾いて’Teach Your Children’を歌っているシーンがあります。何度見てもジーンときます。CSNYの”Déjà vu”に収録されたスタジオ・バージョンでも、D-45の豊かな鳴りにオープン・チューニング特有の共鳴が重なり独特のサウンドを作り出しています。さらにクロス・ハーモニーのボーカルも相まってCSNYのアンサンブルを印象づけました。多くの日本のフォーク・ミュージシャンが彼らに憧れて、また触発されてD-45を手にしたのでした。
さて、私達の世代のマーティンD-45と言えば、グローヴァー102ペグ及びブルー・ケース付きの物でしょう。その最終期版と言える1979年製のD-45がHarvest Guitarsに入荷いたしました！！
●Martin D-45 1979年製(25-335999402) 税込販売価格￥1,458,000
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年式相応に使用感、経年変化、補修歴がありますが、しっかりと調整がなされており、サウンド、音色ともにさすがD-45を唸らせてくれる逸品です。オープン・チューニングで弾けば、一人でもCSNYになった気分に浸れます。究極のアコースティック・ギターと言えばやっぱりD-45。自信を持ってお勧めする一本です。是非一度お試しください。
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Posted by Eiichiro Shirai/白井英一郎プロフィール：
1960年生まれ。吉田拓郎を聞いてフォーク・ギターを始める。その後イーグルス、オールマン・ブラザーズ・バンドなどのアメリカン・ロックに傾倒。エレキ・ギターも弾くようになる。ギター、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、三線を弾くマルチ・プレイヤーとして演奏活動をする現役ミュージシャンであり、音楽誌や楽器専門誌のライターの肩書きも持つ。1970年代のファッションを好み、音楽のあるスローライフを実践するロハス・ピープル。入門者からベテランまで、お客様の音楽スタイルはもちろん、ライフスタイルに合った商品を提案する楽器のコンシェルジュ。
