NEUMANN伝統的系譜の現代モデルTLM49 #今週の逸品

NEUMANN伝統的系譜の現代モデルTLM49 #今週の逸品

2018-08-31
こんにちは、名古屋栄店デジタル担当です。
今回ご紹介いたします製品はこちらっ!

NEUMANN TLM49 コンデンサーマイクロフォン
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知らぬ者はいないスタジオマイクメーカーの[NEUMANN]の
名機M49をより現代向けに扱いやすく復刻したスタジオコンデンサーマイクです。

NEUMANN のと言えば音楽レコーディング技術が発達した当初より
多くのエンジニアやミュージシャンからの絶大なクオリティーと信頼感を得る
マイクロフォンメーカーで

1928年に発売され、ヒトラーも演説で使用したCMV3から信頼を得て、

1949年発売された名機U47,U48発売以来世界定番となりました。

その後も指向性切り替えを搭載したことによりより多彩な録音にも対応したU67,

そしてトランジスタ回路として新たな進化を遂げたU77,U87

当時特別な電源供給方式を採用したU77は現代では広く使われることは少ないようですが、
スタジオマイクで最も有名となったU87は現代でも少しずつ仕様を変え、現在のプロレコーディング環境にはなくてはならない
存在となっています。
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そのUシリーズから少し派生をしたMシリーズの初期モデルこそがM49,M50(指向性切り替えの無いモデル)となります。
1951年に発売。U47と同じくM7(後にK47,K49に移行)カプセルを搭載し、AC701K真空管を採用しU67などにも搭載されました。


またアンプ部での指向性切り替えを可能としており、当時としては音もさることながら
効率の良いマイクロフォンとして主に放送環境にて使用されており、徐々に音楽環境にも浸透、オリジナルでも複数のモデルが存在し、改造モデルやモデリングマイクロフォンも数多く製造されており、現在ではオリジナルビンテージともなると非常に高価なマイクロフォンの一つです。

TLM49はM49を基本にK47FET回路(フィールド・エフェクト・トランジスター)で再構成、トランスレス回路とし、チューブサウンド特性を持たせた復刻モデルです。

M49サウンドが新たに手に入ることは勿論
トランジスター回路を採用したことにより、取扱、保管、メンテナンスが比較的
楽になり、気軽に使用できるようになったこともかなり嬉しいポイントです。

音質は個人的には一言で言うととても”ちょうどいい”
個性が強すぎず、詰まったMIDと、ふくよかでもしつこくない低域、抜けつつも痛くない
広域 そして適度な距離感も感じられ、近くで集音してもあまり圧がきつくない印象です。

とはいえマイクは試してなんぼ、店頭にて試聴できますのでぜひご来店くださいませ!

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店舗情報

イシバシ楽器名古屋栄店

NAGOYA SAKAE STORE

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄3-4-5 スカイル9F

TEL:052-243-1484

営業時間:11:00 ~ 20:00

アクセス:【地下鉄東山線】栄駅(徒歩5分)

【名城線】栄駅(徒歩5分)

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