三響の音を代表するモデル
2018-07-24 皆さん、こんにちは!管楽器担当の川口です。
今回は中古のフルートをご紹介します!

SANKYO FLUTES 「Artist」
日本にはヤマハ、ムラマツ、ミヤザワ、パールなど多くのフルートメーカーがあります。
そして三響も世界に誇る日本のフルートメーカーの1つです!
製作工程のほとんどをハンドメイドを行い、小さなパーツまで一貫して自社で製造するというこだわりから品質の高いフルートを生み出しているのが三響の特徴です!
また上級モデルに限らず、普及モデルも非常に丁寧に作られており初心者の方にもおすすめのメーカーです!
それでは「Artist」の仕様を詳しく紹介したいと思います!
「Artist」の仕様は総銀製、オフセットカバードキイとなります。
まず総銀製というのは管体にもキイシステムにも銀を用いたフルートのことです。
(スターリングシルバーとも呼ばれる純度92.5%の銀が使われます)
銀を用いることにより、深く柔らかな音色や伸びのある響き、厚みがあり安定感のある音が得られます。
フルートらしさは銀を用いることで生まれると言っても過言ではないでしょう。

次はオフセットカバードキイについてです!
オフセットはキイの並びを表しており、対になる仕様としてインラインがあります。
オフセットは左手薬指で扱うキイが前に出ているのに対して、インラインはキイが一直線に並んでいます。
カバードキイはキイの形状を表しています。
こちらも対になる仕様がありリングキイと呼ばれます。
リングキイはカップの中心に穴が開いており、奏者の指で塞ぎながらキイを操作する必要があります。
カバードキイはオフセットとの組み合わせが一般的で、リングキイはインラインとの組み合わせが一般的です。(オフセットリングキイのような組み合わせもあります)
オフセットカバードキイは楽器を構えた際に自然に指を置く位置にキイがあり、リングキイのように指で穴を塞ぐ必要がないため初心者の方や手の小さい方でも演奏しやすいです!

上側・オフセットカバードキイ
下側・インラインリングキイ
三響といえばEメカニズムについても有名ですね!
Eメカニズムとは第3オクターブのEを出しやすく補助してくれる機構のことです。
三響にはニューEメカシステムや必要のないときに解除できるEメカニズムなど独自のシステムがあります。
今回紹介している「Artist」にはこれらの機構はありませんが、G#キイ(左手の薬指で押すキイの隣にあるキイ)が小さくなっており初期のEメカシステムとなっています。

上側・三響、初期のEメカシステム
下側・一般的なEメカニズム
今回ご紹介した「Artist」はこれからフルートをはじめてみたい方、楽器のグレードをアップしたい方に非常におすすめです!
販売価格は税込205,200円 となります!
商品ページはこちらから
今なら小物もセットで付いてきます!
店頭での試奏も可能でございます。
他にも多数のフルートをご用意しておりますので、
お気軽にお越しくださいませ!
