スロー・ライフへの楽器提案

海のイメージさせるコア材の逸品テイラーK26ce

2018-05-27 162421 B

自称「歩く1970年代」でスロー・ライフを満喫するHarvest Guitars店長の白井です。
70年代の西海岸ブームの風物詩の一つに丘サーファーがありました。サーフィンをしないのに車のルーフにサーフ・ボードを載せていた人達を丘サーファーと呼んだのです。サーフィンをやらない私ですが、当時車の免許は持っておらず、さすがにボードは買いませんでした。しかしながら、サーフ・ショップのTシャツは今でも良く着ています。今日もチェックのシャツの下はクイックシルバーのTシャツです。21世紀のプチ丘サーファーです。(笑)

さて、5月というのに関東地方では真夏日が続きました。そこで今日は爽やかに海っぽいイメージのギターを紹介いたしましょう。ボディにハワイアン・コアを採用したテイラーK26ce SBです。
カリフォルニア州サンディエゴに本社を置くテイラーは1974年創立。日本での西海岸ブームのきっかけとされる雑誌「ポパイ」の創刊号(1976年)には、すでにマッケイブス・ギター・ショップに並ぶテイラーのアコースティック・ギターが紹介されていました。マーティン、ギブソンより後発のメーカーですが、ケニー・ロギンス、ジム・メッシーナ、アメリカなど1970年代に一世を風靡した西海岸のミュージシャンが現在使用しているのがテイラー。そうそう、ニール・ヤングもテイラーの12弦ギターを使用していました。テイラーはコンテンポラリーなイメージがありますが、「1970年代」や「アメリカ西海岸」といったキーワードにも合致するのです。
ハワイに生育するコアは見た目が美しく、カヌー、楽器、家具、土産物など幅広く使用されるまさにハワイを代表する木材です。楽器の世界では古くからウクレレやハワイアン・ギターに用いられてきましたが、近年では一般的なギターに使われることも珍しくなくなりました。特にテイラーは比較的早い時期から積極的にコアを扱ってきました。
コアを使用したギターは音の立ち上がりが早い特徴があります。同時にウォームなレゾナンスも持ち合わせており、そのバランスが独特のサウンドを生み出します。テイラーは基本設計がしっかりしており、この製品ではコアの良さを最大限に引き出していると言えるでしょう。
K26ceは視覚的にも、サウンド的にもまさにコアの魅力を感じさせる逸品。トップ、サイド、バックには美しいフィギュアド・コアが採用されています。上品なサンバーストのフィニッシュごしに見える透明感のある木目とクリアなサウンドがマッチしています。そして、アイランド・リーフと呼ばれる指板、ヘッドのインレイが、より一層海のイメージをかきたてます。サーフ・ミュージックにぴったりの雰囲気を持ちますが、グランド・シンフォニーと呼ばれる幾分大き目のボディを持つこのモデルは十分な音量、サスティンがあり、演奏スタイルは問わず幅広く使える実力も持ち合わせた逸品です。
スロー・ライフのお供になる一生モノのギター。自信を持ってお勧めする一本です。

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●Taylor K26ce SB(04-341336500-7098) 税込販売価格¥648,000
専用ハードケース付属。

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Taylor K26ce SB


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Posted by Eiichiro Shirai/白井英一郎プロフィール:
1960年生まれ。吉田拓郎を聞いてフォーク・ギターを始める。その後イーグルス、オールマン・ブラザーズ・バンドなどのアメリカン・ロックに傾倒。エレキ・ギターも弾くようになる。ギター、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、ウクレレ、三線を弾くマルチ・プレイヤーとして演奏活動をする現役ミュージシャンであり、音楽誌や楽器専門誌のライターの肩書きも持つ。1970年代のファッションを好み、音楽のあるスローライフを実践するロハス・ピープル。入門者からベテランまで、お客様の音楽スタイルはもちろん、ライフスタイルに合った商品を提案する楽器のコンシェルジュ。

店舗情報

イシバシ楽器御茶ノ水本店HARVEST GUITARS

OCHANOMIZU HARVEST GUITARS

〒101-0062

東京都千代田区神田駿河台2-2 1-3F

TEL:03-6811-0665

営業時間:11:00 ~ 19:00

アクセス:【JR】御茶ノ水駅(徒歩3分)

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