あまりにも美し過ぎる実戦向けギター:「Tom Anderson Guitarworks」
2018-03-29 3月からオープンした御茶ノ水の新名所・セレクテッドブランドフロア。イシバシ楽器御茶ノ水本店の目利きバイヤーが厳選したギターだけを取り揃えた特別なフロアを彩るさまざまなブランドの成り立ちやモデルラインナップなどをご紹介する「5分で分かるセレクテッドブランドガイド」!
第三弾は地球最高のギターの異名を持つ「Tom Anderson Guitarworks(トムアンダーソン ギターワークス)」です!
Tom Anderson Guitarworks
Tom Anderson Guitarworksは、80年代中期に南カリフォルニアのガレージメーカーとしてスタートし「この星で最高のギター」の名を受けるまでに至ったコンポーネント系ギターのトップビルダー・Tom Andersonによるブランド。
CAD技術を用いた機械による木工と昔ながらの手作業の利点を最大限に活かした高品質なギターを多数リリースし、大型ポールピースを組み込んだハイパワーなパッシブピックアップや、各ピックアップのオン/オフ、シリーズ・パラレル・タップの切り替えをミニスイッチで行うピックアップセレクトシステムなど、オリジナルの回路構成でエレキギターの可能性を追求してきました。
ステンレスフレットやBuzz Feiten Tuningシステムなど、時代ごとの先端を行く技術も早くから取り入れており、近年モデルには驚異的な剛性を持った2点留めネックジョイント「A-Wedgie neck joint」を開発、採用しています。
現在のモデルラインナップは、スタンダードなSTタイプ「THE S」シリーズが5機種。
シンプルなTLタイプ「THE T」シリーズが5機種.。
ミディアムスケールネックにマホガニーボディを組み合わせた「COBRA」が4機種。
24フレット仕様のSTタイプ「Angel」が4機種。
ハイエンドなアレンジが施されたJMタイプ「Raven」が2機種。
ギブソンスタイルのシングルカットボディを採用した「Bobcat」が2機種。
独自の視点で構築されたシンボディのエレアコタイプ「Crowdster」4機種からなる総計26モデルとかなりの充実度。
【THE S DROPTOP】
【THE S DROPTOP Classic】
【ANGEL】
また今年のNAMM 2018ではレリック仕様の「In Distress」フィニッシュモデルも公開され、話題になりました。
【THE T In Distress】
Christopher Cross、David Crosby、Brad Whitford(AEROSMITH)、Don Felder、Tim Pierceなど職人肌のギタリストたちに長年愛用され、恐ろしく美麗な実用品という稀有な存在感を放つブランド・Tom Anderson。
日本国内での流通数も決して多くはなく、また中古の出物も極めて少ない貴重なTom Andersonのギターに、ぜひイシバシ楽器 御茶ノ水本店・セレクテッドブランドフロアで触れてみてください!
セレクテッドブランドフェアのウェブページはコチラ!
【セレクテッドブランドガイド・アーカイブス】
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part1~「EVH Gear」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part2~「Suhr Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part3~「Tom Anderson Guitarworks」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part4~「Sadowsky Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part5~「.strandberg* Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part6~「Washburn Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part7~「Knaggs Guitars」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part8~「Zemaitis」~
5分で分かるセレクテッドブランドガイド・part9~「Acacia Guitars」~
この記事を書いた人
落合 亮介(おちあい りょうすけ)
御茶ノ水本店 WEB担当スタッフ
御茶ノ水本店 WEB担当スタッフ
幼年期からオルガン、ピアノを習い、高校入学と同時にバンドで一山当てようとキーボードを購入するも時代はツインギターバンド隆盛の折、加入先が見つけられずにふて腐れる。
仕方なくエレキギターを独学練習し、スケールとコードだけを延々弾き続けた結果、なんの曲も弾けないギタリストとして成長。
キーボードとギターの二刀流を軸に仲間を探し、自己中心にバンドを結成。
何の因果か日本文化のブームに沸く海外イベントでライブをしたりウェブライターとして寄稿など色々しながら今に至った異端者。
手癖は「6弦を緩める」こと。口癖は「弦が足りない」。
座右の銘は「ピッキングでなんとかしましょう」。
イシバシに入社後もギター、デジタル楽器、DTMなど広範な知識を活かしてウェブライティングを担当。
好きなジャンルはオルタナティブロック。
仕方なくエレキギターを独学練習し、スケールとコードだけを延々弾き続けた結果、なんの曲も弾けないギタリストとして成長。
キーボードとギターの二刀流を軸に仲間を探し、自己中心にバンドを結成。
何の因果か日本文化のブームに沸く海外イベントでライブをしたりウェブライターとして寄稿など色々しながら今に至った異端者。
手癖は「6弦を緩める」こと。口癖は「弦が足りない」。
座右の銘は「ピッキングでなんとかしましょう」。
イシバシに入社後もギター、デジタル楽器、DTMなど広範な知識を活かしてウェブライティングを担当。
好きなジャンルはオルタナティブロック。