フラクタル担当によるfractal audio AXE FX II XL+解説!!第9弾EQ、インプットゲインについて

フラクタル担当によるfractal audio AXE FX II XL+解説!!第9弾EQ、インプットゲインについて

2018-02-06 平素よりイシバシ楽器名古屋栄店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
担当の辻本でございます。
AXE FX IIIが発表後価格と発売時期が気になってしょうがない中、
久々にライブでAXE FX II XL+を爆音で鳴らす日が近づいており若干ナーバスな状態でお送りします。

さて今回はプリセット内のアンプ、エフェクター等で使用するEQとは別に装備されているグローバルでのOUTPUT EQについて拙い知識ではありますが書いていきたいと思います。

まず通常であれば画像の様にフラットな状態になっています。
画像の上部のタブには現在OUT2になっています。
このOUT2は背面パネルのアウトプット2からの出力にかかるEQになります。
通常のバランスアウト、アンバランスアウトを使用する場合はOUT1のEQをいじる事になります。
スタジオやライブハウスでOUTPUT1から出力した音をPAに送り、OUTPUT2から出力した音をヘッドアンプのセンドリターンに接続するというパターンになるかと思います。
このパターンをやろうとするとプリセット内で若干操作が必要になります。
69788 B

このままでもいいのですが、スタジオや会場の広さなどでどうしてもローが出過ぎてしまったりすることがあります。
プリセット内のアンプブロックをいじることで回避できますが、プリセットごとになってしまうのでグローバル(全体)設定で調整をするパターンが多いです。
以下の設定は店頭の実機にも同じ様にしてありますが、担当がデビュー当時よりファンであり、プレイにも影響を受けているであろうアーティストがWEB上にアップしている物になります。
68224 B

そのアーティストは割とダウンチューニングが多い事に加え、リードもかなり弾きたおす方なのでこういった設定である事もうなずけます。

もう一つは現在はFRACTAL AUDIOのアーティストページから外れてしまっていますが、多弦ギター使いのあの人の相方の公開していたEQになっています。
71584 B

同じく多弦なので低域は絞り気味のセッティングになっています。

プリセットごとの音作りが完了したら最終調整でスタジオにこもってここを調整する事が大事だと思います。

続いては入力信号の設定についてですが、
通常であれば大よそ12.5%前後になっていると思います。
106808 B

この状態で強めのピッキングをすると画像の様にINPUTのインジケーターがオレンジの所まで光っているのが確認できるかと思います。
実はこの状態だとあまり出力される音のレンジが若干狭くなってしまうようです。
可能な限りインプットゲインは少なくし、強くピッキングしてもオレンジのインジケーターが点かないように設定してみてください。
90184 B

担当が持っている本体も店頭の本体も同様にインプットゲインは下げております。

最近フラクタルやケンパーの前にバッファーをつなぐことが流行っておりますが、
この場合そのバッファーからの信号がギター本体よりも大きくなりますので、上記の設定より更に下げる必要がありますのでご注意くださいませ。

とてもありがたい事なのですが試奏頂く声の中で以前違う楽器屋さんで試奏したときより音がいいと言って頂ける事がございます。
出荷時から少しいじるだけで音は格段に良くなったりしますのでお気軽にご相談くださいませ。
AXE IIIがこれから発売になってまいりますが、現状のこのAXE FX II XL +でも十二分に戦えると担当は思っております。

ご試奏、ご相談心よりお待ちしております。
以上ご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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