A.SELMER MARK7入荷
2018-01-02 お正月から皆さまをざわつかせたアメセルマーク7が、満を持して全タンポ交換済みで調整完了致しました!!まるで新品のような鳴り、現代のサックス界でも賛否両論を巻き起こすマーク7の魅力をぜひぜひお試しください!!
謹賀新年
本年も、イシバシ楽器名古屋栄店を宜しくお願いいたします。
さてさて、年末の大掃除の影響か、中古・ビンテージ管楽器の入荷が増えてきている名古屋栄店ですが、久しぶりにワタクシも心惹かれる素晴らしい一品が入荷いたしました。
それがコチラ、

A.SELMER MARK VII #241***
マーク7としては製造初期の1975年頃のアルトサックスです。
今回も画像多めとなっておりますのでどんどん進めていきましょう。。。

ベルにはアメセルの彫刻がしっかりと彫り込まれ、深みのあるオリジナルラッカーがしっかりと残っております。彫刻部からはサビが発生しておりますが、40年以上前の個体と考えればコンディションは良好といえますね。



使用感やダメージが多く出がちなネックも綺麗なコンディションです。。。



いかがでしょうか、、、この指貝周りのコンディション・・・ラッカー落ちや擦り減りもほとんどありません。こんな個体がまだ日本にあったのですね。

E♭キィは初期個体らしく小ぶりな設計。



なんとベル彫刻はU字管までしっかりと彫り込まれております。マーク6でもなかなか見ませんよね?



管体裏側もバッチリキレイ。
・・・はて?シリアルの先頭に刻印されている「☆」マークはなんでしょうか??どうやらオリジナルの刻印と思われますが、どんな意味があるのでしょうか??詳しい方、ぜひお教えください(汗
なにかの特注仕様なのか、それとも軍用に納入された個体なのか、想像が膨らみますね(笑


そしてそして、パッドは何とオリジナルのパッドが付いております。アメセル特有の縁にラッカーがかかっているオリジナルタンポです。40年以上前の個体なのにこれは驚き。。
もちろん販売の際はオーバーホールするためこのパッドは取り外されますが、現在ではなかなか見ることのできないオリジナルパッドです。

マーク7といえば使い倒されている個体が多く見かけられますがこちらの個体は素晴らしいコンディション。先日ご紹介した8万番台のアルトも見事でしたがこちらも逸品です。
またオーバーホールが完了しましたら、ご紹介させて頂きます。
※完了しました!商品ページはこちらからどうぞ!!