ご予約殺到の人気商品venova発売開始?担当スタッフ試奏レビュー?
2017-08-31 先月の予約開始時にもお問い合わせが殺到していたVENOVA/ヴェノーヴァがついに発売開始となりました。
先行予約をいただいていたお客様のお手元には無事届いているでしょうか。。。
発送先の地域によって到着日が異なりますのでご了承いただきますようお願い申し上げます。
今年の春先に先行してヨーロッパで発売された時から日本での発売を心待ちにしていた方も多かったようで、おかげさまでイシバシ楽器初回入荷数はご予約で埋まってしまいました。
*.☆。*この場を借りて改めて御礼申し上げます.*★。*.
メーカーからの納品日には私も立ち会ったのですが、圧巻の存在感。

もちろん。
これから検討しようと思ってたのに。。。
というお客様もご心配なく。
まだまだ絶賛ご予約受付中でございます!
●ご予約はこちらから●
現在は11月末の入荷を予定しておりますが、
メーカーの予想を上回るご注文が殺到しているそうで。。。
今後ご注文のタイミングによってはお待たせする可能性もございますので
何卒ご了承ください。
っということで、さっそく!
試奏してみた第一印象ですが、
メーカーの触れ込みとしてはリコーダーに近い感覚で吹ける!ということでしたが、
サックスのマウスピースとリードを使用しているので
「簡易サックス」って感じですね。
ただ、今まで様々な簡易的なサックスが発売されてきましたが、
最も「サックスを演奏している感覚と音色」を再現していると感じられました。
YAMAHAだから出来る緻密な設計によるものかな?という印象です。

個人的に感じた感想をいくつか。。。
●●●オクターブキィ横の音孔●●●
サックスの左手親指はサムレストに置きつつオクターブキィを操作しますが、
VENOVAの場合にはリコーダーのように裏に音孔があるので
左手親指で音孔を押さえる必要があります。
初めて手に取った際にきちんと音孔を塞げておらず、
「ん? んん??」
となりましたのでご注意下さい。
(私だけかなぁ;)

●●●音域・音程は「コツ」が必要です●●●
どの管楽器もそうですが、高音域については少し練習していただかないと鳴りません。
ただ、このVENOVAは20分も吹いていたら2オクターブ(全音域)に出せるようになりました。
しかし、中々音程が不安定な箇所もある状態だったので、
今後の鍛錬次第(というか私の技量の問題?。。)というところだと思います。
低音域から中音域については
ソプラノサックスのような角度で構えて演奏していて問題がないですが(下図)

高音域になるとクラリネットのような角度(少し脇を閉めてアゴを引く感じ)で吹く(下図)

と音程が取りやすかったです。
まぁこれも個人差あるかと思いますので参考程度と思っていただければ幸いです。
ただ、この「コツ」を掴もうと吹いていると
楽しくて気が付くとあっという間にかなり時間が経っているッ!
っという感じでした。
●●●リード●●●
付属でプラスチックのリードが付属してきます。

っが、
手元にソプラノサックスのリードがある方は、
リードをいろいろ試していただくことをおすすめ致します。
私も手元にあるもの手当たり次第試してみましたが、
時間が短く自分の好きな吹奏感・音色のリードは
発見できずに終わってしまいました(涙;
はじめのうちは付属のプラスチックリードが慣れず;
↓
天然リードの青箱:3番が音程が安定したので
コレかなぁ?っと思ったんですが
↓
試しにプラスチックチードのクラリネット用の厚め(3,5番とかだったような)を吹いてみると
高音域が扱いやすく感じて、クラのリードで少し練習を重ねて、、、
↓
15分後、試しに付属リードに戻してみると、音程が不安定な位置があるものの、
全音域吹きやすい!
という。。。
(情報としてはまったく参考にもならないコメントですいません;)
結局「慣れ」とか「コツ」ということでしょうが、
さらにいろいろなリードを試していけば、
ユーザーそれぞれの好みの吹奏感で
好みの音色が出せるようになるのではないかと。。。
このリードで試行錯誤しているかんじも
アコースティックのサックスっぽくて私は好きです。
●●●お手入れ方法●●●
お手入れについては、プラスチック管体なので
特別ご注意いただくことはございませんが、
演奏後に管内の水分を除去する為のクリーニングスワブが付属しています。
このクリーニングスワブを通すのが難しい(笑;;
湾曲している管内を通せるようになるのに
少し慣れが必要かもしれません。
ただ!プラスチックの腐食や変色、場合によっては故障の原因となりますので
必ず演奏後はスワブを通してください。
「管」楽器にとって管内の水分放置はトラブルの元にしかなりませんので
よろしくお願いします。
また、これは「スワブ」というお手入れ用品に共通する注意点ですが、
一気に引き抜こうとしないでください。
管内で詰まって抜けなくなる恐れがあります。
万が一取れなくなったら力任せに引っ張らず、楽器店へ持ち込んでください。
今後クリーニングスワブもア クセサリーとして別売り予定らしいですが、
現時点では発売日などは未定の状態です。
それまでは無くしたりしないようご注意下さい。
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ココからは、今回はじめてマウスピースを吹いてみる!
という方へのアドバイスです。
●●●はじめてマウスピースで音を出す参考資料●●●
VENOVAをご購入いただいたくと
・グレーの冊子:取り扱い説明書
・黄色の冊子:VENOVAを吹いてみよう!

が付いています。
この冊子がなかなか優秀で、
こと細かに取り扱いや音の出し方について書かれていますので、
目を通して頂きながら演奏にチャレンジしてみてください♪
しかし、はじめてマウスピースを吹く方だと
なかなか最初の一歩が難しい場合もあるかと思います。
付属冊子の「VENOVAを吹いてみよう!」を参照すると
音の出し方説明では、上の歯を置く位置で「1cmくらい」と書かれていますが、
もし、
音が出ない
音が出にくい
出しにくい。。。
などで困ったときには、
もう少し奥までマウスピースをくわえてみてください。(1,5cmくらい?)
より奥までくわえることで沢山息が入り、リードが振動しやすくなるので
音が出やすくなります。
ただ、マウスピースを奥までくわえると雑な音になってしまうので、
音を出すことに慣れてきたら
説明書通り1cmくらいのところでコントロールして
心地よい音色で練習していただくことをおすすめします。
マウスピースのくわえかたはメーカーでも説明動画が出されています。
<メーカー参考動画>
その他、演奏についてのポイントなども解りやすく項目別に動画で説明されていますので、
ご参考にしてみてください。
【YAMAHA公式 / VENOVA紹介ページ】
※「レッスン」タブに動画があります
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試した時間は30分くらいでしたが、
この僅かな時間でも夢中になってしまうワクワク感がありました。
しかもこの手軽さ。。。
VENOVA数本でセッションしたり、
バンドのボーカルさんがハーモニカ感覚でメロディー入れてみたり、
外でのライブでパーカッションと一緒に。。。などなど。
【YAMAHA】VENOVA ご予約ページ

VENOVA単体でご購入いただいても、
優秀な「取り扱い説明書」と「VENOVAを吹いてみよう」が付属しているので、
充分楽しめます。
ッが!
なんとVENOVA発売と同時にみんな知っている曲の
楽譜が付いている教則本も発売されています。
その名も!
【はじめてのVENOVA】

全24曲でジャンルも幅広く、
童謡やクラシックの名曲、
ジブリの映画音楽から最近流行ったJ-POPまで。。。
これ1冊でVENOVAを完全攻略!
そして!その2つをセットにしたお買い得セットをご用意致しました。
【YAMAHA】VENOVA 教則本「はじめてのVENOVA」SET

ご家族や仲間内、学校などでも楽しめそうな「VENOVA」
ご予約お待ちしております♪