吹奏抵抗感など吹き比べてまとめてみました。
2016-01-12名古屋栄店、管楽担当です!
今回は店頭にて販売しておりますBach(バック)トランペットの3モデル、
・アルティザン AB190S
・180シリーズ 180ML37/25SP
・Vincent SP
を吹き比べしてみましたので吹奏感などについてまとめてみたいと思います!

(左からAB190S、180ML37/25SP、VincentSPの順)
基本的なスペックの比較
・ベルサイズ
AB190S:4-13/16”
180ML37/25SP:37
VincentSP:4-13/16”(2枚取り)
・マウスパイプ
AB190S、180ML37/25SP:イエローブラス
VincentSP:ゴールドブラス
・主管支柱
AB190S、180ML37/25SP:2本
VincentSP:1本
・表面仕上げ
各銀メッキ
今回吹奏時に使用したマウスピースはBach 3C SP(通常モデル)です。
下記より吹いてみた感想です。少し長くなります…
吹奏抵抗感は180MLやアルティザンに比べヴィンセントは軽めな印象。
銀メッキが施されている分、ラッカーとは違い、非常に軽いと言う訳ではなかったです。
支柱も1本しか付いていないということも関係しているかと思われます。
180MLとアルティザンを比べると、さほど抵抗感の違いは感じられませんでした。
ヴィンセントは素直に息が入り、息の空気の音から実際に音になるまでの反応が早いため、低音から高音にかけて吹いた時に音の切り替わりがスムーズでした。
高音もスムーズに吹くことができましたが、やや音の厚みが薄いかなというような感覚です。
一方、180MLやアルティザンは全体的に音の厚みはありますが、吹奏抵抗感が強めということもありしっかりと息を入れないと空気音から実際に音になるまでやや時間がかかるというような印象です。
その為、あまりトランペットに慣れていない初心者の方だと、吹いていてなかなか思った通りに音にならないので、吹いていてしんどいかもしれません。
本体重量は実際に持っている感覚で180ML及びアルティザンに比べヴィンセントがやや軽め。
先程書いたとおり初心者の方にはスムーズに音が出しやすくやや重量の軽いヴィンセントでトランペットに慣れるのが良いと思います。
低音は180MLに比べアルティザンの方がしっかりとなっており響きがあるように感じました。
しかし高音はアルティザンだとややうるさいような感じで、180MLはまとまりのある耳の痛くない音色のように感じました。
(ベル材質によってもこの点は変わってくるかと思います。)
全体的にまとめるとアルティザン・180MLは中級者から上級者向け、ヴィンセントは初級者から中級者向けとして使用するのが良いのではないでしょうか?
普段私は180ML37/25SPを使用しているのであまり吹奏抵抗感が強いなと感じませんでした。
その為普段ヤマハなどを使用している方だとちょっと強いように感じるかもしれません。
今回の吹いてみた感想はあくまで個人的な意見ですので実際に吹いてみてどんな感じか試してみるのがおすすめです。
是非Bachトランペットの購入を検討されている方は参考にしてみてください♪
ちなみに!!
今回吹き比べた3モデルはBachトランペットキャッシュバックキャンペーンの対象商品!
まもなくこのキャンペーンは終了です。この機会に是非ご検討ください♪
管楽器担当:入佐