ギブソン・ヒスコレ1959がやってきました。

 

2015-09-26


毎度お世話になっております。
神戸三宮店のWEB担当 礒山です。

この度何の因果か、ギブソン ヒストリック・コレクション 1959リイシューの中古が2本立て続けに入荷致しました。










グロス・フィニッシュのウォッシュド・チェリーVOSのアイスド・ティーバーストです。



どちらも非常に状態が良くオススメの逸品。

折角なのでちょっと簡単に比較していきたいと思います。








まずはトップから

どちらも鮮やかで細かいフレイム・メイプルトップですが、個人的にはウォッシュド・チェリー(右)のほうがやや大振り且つ大胆な木目が自然な感じで好みです。









ピックアップ・カバーなんですが、アイスド・ティー(左)の方はくすみ加工していて、加えて少し真鍮っぽい黄色がかったパーツとなっておりグッとくるものがあります。









ボディ・バックはいずれもワンピース・マホガニーで木目も整っており甲乙付け難いです。

どちらかと言われれば、どこか力強さを感じるアイスド・ティー(左)の方かな?









指板も好みが分かれそうな整った感じと、綺麗に色が分かれているパターン。
尚、ネックはウォッシュド・チェリーがやや山形になっており、幅はやや細身に感じるシェイプ。
アイスティーは比較的薄めで、少し幅広といった個体差が見られます。









最後にサウンドの比較ですが


ウォッシュド・チェリーは、中域の膨らみが顕著でとてもヘビーでふくよかな出音。

豊かなトーンで奏でるクリーン・サウンドは最高です。

歪みを加えた場合は、粒が大きめの粗めなのでオールド・ロック向き。




代わってアイスティーは、中域が主張せずバランスのとれた1本。

高域の輪郭が良い塩梅で見え、キレの良いサウンドが楽しめます。

歪ませても重たくなり過ぎずにオールマイティーに使えます。使い勝手の良さならこちら。

スタッフ5人程(20-30半ば)に聞いたら全員こっちがいいという結果でした。

しかし、クリーンで聞かせるならウォッシュド・チェリーを押したいです!




以上、簡素ではありますがご参考頂ければ幸いです。