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  1. Special Feature Vintage Saxophone ヴィンテージサックス特集
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ヴィンテージサックス特集[Selmer セルマーアメセル,スーパーバランスアクション,マーク6,マーク7,CONN(コーン),KING(キング),BUESCHER(ブッシャー),MARTIN(マーチン)]
ヴィンテージサックス特集[Selmer セルマーアメセル,スーパーバランスアクション,マーク6,マーク7,CONN(コーン),KING(キング),BUESCHER(ブッシャー),MARTIN(マーチン)]

ヴィンテージサックス特集

ヴィンテージサックスは、最良の楽器を作れる時期・環境の時に製造されたサックスのことを指しています。例えば、『ヴィンテージカー』や『ヴィンテージワイン』、『ヴィンテージギター』などヴィンテージと名の付くものは、当時の材料や職人の技などその時代そのものが詰まっています。

経年変化と共に、唯一無二となり、同時期に生まれた製品は故障、廃棄されてしまうことで、個体数が少なくなり、現在では入手困難な物となっているゆえに価値が高まっており、状態が良いものは値段も高価となっています。

ヴィンテージサックスは、アメリカでのジャズの歴史と大きな関係があり、主にジャズで使用するためのサックスを意味しています。メーカーとしては、コーン、キング、マーティン、ブッシャー、セルマーが代表的です。

ここでは、ビンテージサックスと言われるものについて、順を追って簡単にご案内致します。

Vintage Sax / Selmerセルマーの歴史・特徴

ヘンリーセルマー(フランス製)

現在でも圧倒的な支持を得る、最高峰のサックスです。 1922年からサックスはスタートし、ジャズでは最も使用頻度の高い、マーク6を生みだし、現在も新しいモデルを開発、製造しています。 別に記載した、アメセル(アメリカンセルマー)も部品はこのフランスセルマーのものを使用しています。

Selmer  [アメセル,スーパーバランスアクション,マーク6,マーク7] ヴィンテージサックス特集

『 Selmerの製造されてきたモデル・歴史をご紹介』

Selmer MODEL 22

Selmer MODEL 22

1922年から1925年位の間に製造されたモデル。シリアル番号4450位まで

 

Selmer MODEL 26

Selmer MODEL 26

1926年から1929年位の間に製造されたモデル。シリアル番号4450から11950位まで。

 

Selmer CIGAR CUTTER(シガーカッター)

CIGAR CUTTER(シガーカッター)

1930年から1933年位の間に製造されたモデル。シリアル番号11950から18700位まで。メーカーの付けた正式名称は別にあったようですが、オクターブメカニズムに、紙巻きタバコを切るカッターの穴とそっくりな形状があるため、この名称が付けられました。アメリカに行っても、この名称で通じます。

 

Selmer RADIO IMPROVED(レディオインプルーヴド)

Selmer RADIO IMPROVED(レディオインプルーヴド)

1934年から1935年位の間に製造されたモデル。シリアル番号18700から21750位まで。ここまでのモデルはあまり画期的な機能はなく、同年代のCONN(コーン)などとキーの配置などは殆ど類似していて、サックスの中では旧世代の部類に入ります。現代の音楽には音量や旧式なメカニズムの為、やや演奏には厳しいものがありますが、甘く、ナチュラルなサウンドは実に素晴らしいものがあります。

 

Selmer BALANCED ACTION(バランスアクション)

  Selmer BALANCED ACTION(バランスアクション)

1936年から1947年位の間に製造されたモデル。シリアル番号21750から35800位まで。このモデルからテーブルキーが現代のモデルの原型となった方式を採用し、操作性が格段に良くなりましたが、まだ主管のキー配列はインラインのままです。現代の音楽にも実用として充分使える、メカニズム、サウンドを持っています。 。

 

Selmer SUPER BALANCED ACTION(スーパーバランスアクション)

  Selmer SUPER BALANCED ACTION(スーパーバランスアクション)

1947年から1953年位の間に製造されたモデル。シリアル番号35800から55200位まで。主管のキー配列もオフセットになり、左右の手が自然な構えでフィンガリングが可能になり、操作性が向上しました。アメリカでもこのモデル辺りからアメセルとしてジャズマーケット用にリアッセンブルされた楽器がプロの間で評価が高まります。

SUPER BALANCED ACTIONについてさらに詳しく

 

Selmer MARK6(マーク6)

  Selmer SUPER BALANCED ACTION(スーパーバランスアクション)

1954年から1973年位までの間に製造されたモデル。シリアル番号55200から230000位まで。連動式テーブルキーの採用や反応、操作性の良いオクターブメカニズム、更に楽なフィンガリングを可能にする主管キーのオフセット角度の変更など、現在のサックスの模範ともなるサックスが誕生し、サックスマーケットでの地位を確立した楽器です。 マーク6にはフランス製とアメリカでリアッセンブルされたアメセルがあり、フランス製はクラシックマーケットを意識した作りで、アメセルはジャズマーケットを意識した作りとなっています。(フランス製でもフィルウッズなど著名なプレイヤーがジャズミュージックで使用しています)

フランス製には彫刻付きのモデルと無しのモデルがあり、High F#キー付き、無しのモデルがありました。比率としてはHigh F#キー付きのモデルが多いようです。 アメセルは逆にHigh F#キー付きは非常に数が少なく、殆どのモデルはHigh F#キー無しのモデルです。 フランス製とアメセルのサウンドの違いは塗装の仕方、塗料の質にあるようです。 どちらもラッカー系の塗料ですが、フランス製は殆どが焼き付け塗装を行っており、かなり塗膜も厚めで、腐食には強い反面、やや硬めの鳴りと、音が抜けるまでに時間がかかります。アメセルは自然乾燥で塗膜も薄く、その分、腐食や剥げやすい欠点はありますが、管体の振動を損なわないので、音抜けが良く、鳴りが良くなっています。 パッドのリゾネーター(タンポの中心に取り付けた反射板)は初期のモデルにはメタル製のものが付いているものもありました。多くのモデルはナイロン製です。

MARK VIについてさらに詳しく

 

Selmer MARK7(マーク7)

  Selmer MARK7(マーク7)

1974年から1980年位の間に製造されたモデル。シリアル番号220000から320000位まで。音楽もエレクトリック化が進み、音量も上がってきた中でよりパワーの出るモデルとして、開発されたようです。ロック、フュージョンでの人気は根強いものがあります。アメセルとしてのモデルはこのマーク7のモデルをもって終了しました。 1980年に登場した、スーパーアクション80からは、手作りで組み立てるのは変わらないものの、機械精度、工作精度の向上などにより、音程の精度、均一な鳴り、バランスといったものは、改善が加えられ、モデルチェンジを重ねていますが、量産しやすい設計など、1970年代の楽器に比べると、現代風の明るい鳴りで、日本的に言うと、わび、さび、といったものが失われているようです。 50年、60年代に録音されたジャズアルバムの、あのサックスの音が出したい、となってくると、現在のサックスでは表現出来ないものがあり、相変わらずビンテージサックスは根強い人気を持っています。

MARK VIIについてさらに詳しく

 

『 Serial Numbers シリアルナンバー』

Model Year SerialNumbers
model 22 1922 1400~
1923 2350~
1924 3350~
model 26 1926 5600~
1927 7850~
1928 9700~
1929 11950~
cigar cutter 1930 14000~
1931 15750~
1932 17250~
1933 18700~
radio improved 1934 20100~
1935 21750~
balanced action 1936 22650~
1937 25600~
1938 27650~
1939 29300~
1940 29750~
1941 30500~
1942 31150~
1943 31580~
1944 31850~
1945 32350~
1946 33700~
1947 38500~
super balanced action 1948 41500~
1949 45100~
1950 48300~
1951 51800~
1953 51800~
1953 55200~
mark 6 1954 59000~
1955 63400~
1956 68900~
1957 74500~
1958 80400~
1959 85200~
1960 91300~
1961 97300~
1962 104500~
1963 112500~
1964 121600~
1965 131800~
1966 141500~
1967 152400~
1968 162500~
1969 173800~
1970 184900~
1971 196000~
1972 208700~
1973 220800~
mark 7 1974 233900~
1975 246800~
1976 261100~
1977 276100~
1978 289700~
1979 303100~
1980 315500~
super action 80 1981 327300~
 

Vintage Sax / CONN(コーン)の歴史・特徴

CONN(コーン)

アメリカ製のサックスでセルマーサックスのスーパーバランスアクション、マーク6が登場するまではジャズマーケットでの主流の楽器でした。 アメリカらしいストレートで中低音の野太いサウンドは現在でも、ジャズプレイヤーに根強い人気を持っています。チャーリーパーカーなども良く使用していました。モデルは試作や、カスタムを含めるとかなりの種類があり、C.Fをキーにした、Cソプラノ、Fメッツォ、Cメロディー(ソプラノ、アルト、テナー)のような室内で軽い音楽を演奏するために作られた楽器や、アルトサックスの形状を持つ、カーブドソプラノなど、色々なサックスが作られました。

Vintage Sax / CONN(コーン)の歴史・特徴

『 CONN(コーン)の製造されてきたモデル・歴史をご紹介』

CONN(コーン)M MODEL(Mモデル)

CONN(コーン)M MODEL(Mモデル) CONN(コーン)M MODEL(Mモデル) CONN(コーン)M MODEL(Mモデル)

1932年頃まで製造されたモデルでシリアル番号の頭にMが刻印されていることからMモデルと呼ばれています。テナーはチューベリーモデルとも呼ばれています。 外見の特長はLOW Bb Bキーがベルの左右に互い違いに取り付けてあります。アルトサックスのネックにはマイクロチューニングデバイスと呼ばれる機構を装備したものが多く見られます。 通常はネックコルク部分でマウスピースの抜き差しを行ってチューニングしますが、この機構はネックにスクリューを付け、ネック自体の長さが可変出来る、画期的な設計でした。 キーのトーンホールは強度を持たせるため、パッドが当たる部分はカウリングされてます。 ベル彫刻には様々なパターンがあり、芸術的な外見も価値があります。

 

CONN(コーン)TRANSITIONAL MODEL

CONN(コーン)TRANSITIONAL MODEL

1932年から1934年頃は次期のモデルに移り変わるTRANSITIONAL MODEL(トランジショナルモデル)が製造され、ベルキーは左に並んで取り付けてあり、ベルの形状は若干細身になっています。

 

CONN(コーン)6M、10M(シックスエム、テンエム)

CONN(コーン)6M、10M(シックスエム、テンエム)

6M、10M(シックスエム、テンエム)はコーンを代表するスタンダードモデルで、セルマーが登場するまでジャズプレイヤーの多くが使用した楽器です。6Mがアルトサックス、10Mがテナーサックス、12Mがバリトンサックスになります。 Mモデルより、テーブルキーの操作性が良くなり、コーンの特長である、ストレートで骨太のサウンドは健在です。 この時期に並行してカスタムモデルも製造され、アルトでは26M、テナーでは30Mと言うモデルでPAERM ADJUST ACTIONと言われる非常に精巧なキーメカニズムを装備し、すべてのキーの高さを微調整できるものでした。 サイドキーの手が当たる部分にはシルバーインレイが施され、重量感のあるヘビーなサウンドが特長です。

 

『 Serial Numbers シリアルナンバー』

Model Year SerialNumber
m model 1920 58000~
1921 64000~
1922 83000~
1923 101775~
1924 124600~
1925 145400~
1926 167900~
1927 193450~
1928 209250~
1929 224600~
1930 237800~
1931 244700~
1932 249230~
model 26 1926 5600~
1927 7850~
1928 9700~
1929 11950~
transitional model 1933 256501~
6m alto / 10m tenor / 12m bariton / 26m alto /30m tenor 1934 260000~
1935 263500~
1936 271000~
1937 278000~
1938 284000~
1939 285000~
1940 288300~
1941 295250~
1942 304500~
1943 309250~
1944 309300~
1945 310200~
1946 314000~
1947 320000~
1948 327150~
1949 332150~
1950 337250~
1951 341850~
1952 341851~
1953 354742~
1954 359251~
1955 500001~
1956 571750~
1957 652002~
1958 718696~
1959 779657~
1960 834200~
1961 898556~
 

Vintage Sax / KING(キング)の歴史・特徴

KING(キング)

アメリカ製でキングのサックスは全般的にライトウエイトのボディーを持ち、軽めで明るいサウンドが特長です。 代表的なモデルではスーパー20があり、キャノンボールアダレイ、チャーリーパーカー、ジャキーマクリーンなど多くのプレイヤーが使用しました。 もっとも評価の高い楽器はトーンホールがハンドメイドフルートに見られるような、ソルダードトーンホールになっており(通常は管体の金属を引っ張り上げてトーンホールを形成しますが、引き上げた周辺には歪みの力が残り、管厚の均一性が薄くなったり、時間が経つと管体の反りにつながったりしますが、管体に直接、トーンホールの穴を開け、周辺に別のリングをロウ付けする制作方法は無理な力がかからず強度もあります)高級感が漂います。 変わったモデルとしてはSAXELLO(サクセロ)と言うソプラノサックスのベルを90度曲げ、ネックにカーブを持たせたものが有名です。

Vintage Sax / KING(キング)の歴史・特徴

『KING(キング)の製造されてきたモデル・歴史をご紹介』

KING(キング)「VOLL TRUE MODEL(ヴォルトゥルーモデル)」

KING(キング)「VOLL TRUE MODEL(ヴォルトゥルーモデル)」

VOLL TRUE MODEL(ヴォルトゥルーモデル)は1920年から1935年位の間でシリアル番号は10000から160000位まで。外見はベルキーが左右互い違いになっています。かなり軽やかなサウンドが特長です。

 

KING(キング)「ZEPHYR MODEL(ゼファー)」

KING(キング)「ZEPHYR MODEL(ゼファー)」

ZEPHYR MODEL(ゼファー)は1935年から1940年代後半まで、シリアル番号は160000から290000位まで。そよ風という意味を持つこのモデルはライトウエイトボディーから出る軽やかなサウンドが魅力です。ベルキーを右サイドに並べて取り付けた最初の楽器だと思います。 キングは素材に銀を使った楽器が多く見られますが、このゼファーあたりから、ネック、ベルに銀(スターリングシルバー、コインシルバーとも呼ばれ、純度は92.5%)を使ったモデルもあります。

 

KING(キング)「SUPER 20(スーパー20)」

KING(キング)「SUPER 20(スーパー20)」

SUPER 20(スーパー20)は1940年後半からシリアル番号は270000位から製造されかなり長い期間製造されています。但し、製造年によって、楽器のクオリティーが異なり、シリアル番号では270000から340000位の間で素晴らしい楽器が見られます。 最高のモデルはソルダードトーンホールでネックとベルがスターリングシルバーを使用した楽器で別名シルバーソニックと呼ばれています。このシルバーソニックの中には金メッキ仕上げ、指貝、サイドキーに全て真珠貝にインレイを施した超豪華なモデルもありました。 サウンドはキング特有の軽やかなサウンドですが、シルバーソニックは品のいい柔らかみや音の幅も加味され、このモデルではないと出せない独特のサウンドを持っていますが、現在は入手が非常に困難な楽器になっています。

 

『 Serial Numbers シリアルナンバー』

Model Year SerialNumber
unknown 1915年 50000~
voll true model 1925年 78000~
1930年 126000~
1935年 161000~
zephyr model 1940年 201917~
voll true model 1945年 275000~
1950年 305000~
1955年 340000~
1960年 370000~
1965年 406500~
1970年 457600~
1975年 511750~
 

Vintage Sax / BUESCHER(ブッシャー)の歴史・特徴

BUESCHER(ブッシャー)

アメリカ製でブッシャーはコーンの工場長を勤めた事もあり、コーンサックスと外見では非常に類似していますが、コーンと比べるとボディーはライトウエイトボディーでスイートなサウンドを持っています。デュークエリントンオーケストラはブッシャーサックスで揃えていたようです。粋でお洒落な音楽にはぴったりのサウンドを持っています。

Vintage Sax / BUESCHER(ブッシャー)の歴史・特徴

『 BUESCHER(ブッシャー)の製造されてきたモデル・歴史をご紹介』

BUESCHER(ブッシャー) TRUE TONE MODEL(トゥルートーンモデル)

BUESCHER(ブッシャー) TRUE TONE MODEL(トゥルートーンモデル)

モデルとしては、1932年位までがTRUE TONE MODEL(トゥルートーンモデル)でシリアル番号は細かい資料がないので定かではありませんが250000位までだと思います。

 

ARISTOCRATE MODEL(アリストクレイトモデル)

ARISTOCRATE MODEL(アリストクレイトモデル)

1932年からARISTOCRATE MODEL(アリストクレイトモデル)で多分、征服者と言うような意味だったと思いますが1940年位まで製造されました。シリアル番号は310000位まで。

 

400 MODEL(フォーハンドレッドモデル)

400 MODEL(フォーハンドレッドモデル)

1940年代に 400 MODEL(フォーハンドレッドモデル)が作られ、外見はKING SUPER 20に似た感じです。1960年代にSELMERに買収されました。

 

その他のモデル

その他のモデルではストレートのアルトサックス、キングのサクセロに似たようなティップドベルソプラノなど変わったモデルも製造されています。 軽いチェンバーミュージック(室内音楽)に向いた楽器と言えます。 装飾的にも、豪華な彫刻を施した楽器や、金メッキ、サテンゴールドフィニッシュ(梨地のようなザラッとした表面仕上げ)など品のある楽器が多いのも特長です。

 

『 Serial Numbers シリアルナンバー』

Model Year SerialNumber
true tone model1932年位まで 1905 5000~
1910 11250~
1915 25103~
1920 61255~
1930 175275~
aristocrate model 1935 269000~
1940 291000~
400 model 1945 303000~
1950 332000~
1955 350000~
1960 360000~
1963 381000~
1965 408819~
 

Vintage Sax / MARTIN(マーチン)の歴史・特徴

MARTIN(マーチン)

アメリカ製で管体は肉厚がありストレートでヘビーウエイトなサウンドが魅力です。良い時期のマーチンはソルダードトーンホールの作りで強度もあります。マーチンはもともとコーンの社員だったこともありデザイン的な部分での影響が見られます。 1940年代に開発されたCOMMITEE MODELが代表的なモデルでバディテイトやアートペッパーなどが使用していました。日本には第二次世界大戦の終戦後、駐留米軍などから流れたものが一時、見られました。

Vintage Sax / BUESCHER(ブッシャー)の歴史・特徴

『MARTIN(マーチン)の製造されてきたモデル・歴史をご紹介』

MARTIN(マーチン)「HAND CRAFT MODEL(ハンドクラフトモデル)」

MARTIN(マーチン)「HAND CRAFT MODEL(ハンドクラフトモデル)

HAND CRAFT MODEL(ハンドクラフトモデル)は1940年代初期まで、シリアル番号は135000位まで。

 

MARTIN(マーチン)COMMITEE MODEL(コミッティーモデル)

MARTIN(マーチン)COMMITEE MODEL(コミッティーモデル)

COMMITEE MODEL(コミッティーモデル)は1948年から1958年位まで、シリアル番号は160000位から200000位。ビンテージサックスの中で一番ヘビーなサウンドを持つ楽器です。

 

MARTIN(マーチン)MAGNA MODEL(マグナモデル)

MARTIN(マーチン)MAGNA MODEL(マグナモデル)

MAGNA MODEL(マグナモデル)は1958年くらいから、シリアル番号は200000位から。

 

『 Serial Numbers シリアルナンバー』

Model Year SerialNumber
handcraft model 1919年12月 17221~
1920年11月 19482~
1921年12月 23781~
1922年8月 29942~
1923年5月 34838~
1924年1月 40644~
1925年1月 48489~
1926年1月 67852~
1927年1月 79254~
1928年1月 86687~
1929年1月 92536~
1930年1月 98324~
1931年1月 101622~
1932年1月 105096~
1933年2月 106546~
1934年1月 108301~
1935年3月 111253~
1936年9月 116551~
1937年1月 118038~
1938年9月 126998~
1939年9月 132070~
1940年9月 136040~
1941年9月 140199~
1942年9月 144455~
1943年1月 145322~
1945年7月 145352~
1946年7月 154289~
1947年7月 161520~
committe model 1948年7月 165326~
1949年7月 170395~
1950年1月 172215~
1951年1月 175140~
1952年1月 179317~
1953年1月 183125~
1954年1月 187614~
1955年5月 193747~
1956年1月 196213~
1957年11月 203809~
committe model 1958年2月 201917~
1960年12月 209089~
1961年12月 211675~
1962年7月 213999~
 

ヴィンテージに限らずサックスは調整がとても大切な楽器です。 サックスの音程を変える仕組みは沢山の穴を楽器に空けて閉じたり開いたりして音程を変えているので閉じた時に少しでも隙間が開いてしまうと音が出しにくくなったり、本来の音色が出なかったりしてしまいます。 特にヴィンテージホーンは長年蓄積された楽器のクセを一度ニュートラルにして本来のポテンシャルを引き出してあげる必要があります。 イシバシ楽器は管楽器専門のリペアセンターがあり今までも数多くのヴィンテージホーンを整備し皆様へお届け、お渡ししております。 ご購入後の調整も保証期間中は無料で行なっておりますので一生の愛器をご検討の際は是非イシバシ楽器へご来店くださいませ。スタッフ一同お待ち申し上げます。

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