これは81年製と84年製が同時に並んだから気付きました!
2019-12-27 俺(おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!さぁ、久しぶりに、ホント久しぶりに調子づいてきました!
ジャンジャンジャパヴィン!ジャンジャンジャパヴィン!
絶賛大量入荷中です!
でも売れるのも早い!
N-1000前期物は奇跡の2本入荷がありましたが、完全Sold Out!
ありがとうございましたー!
で、本日はコレ!

YAMAHA L-10 1981年製
と

YAMAHA L-10 1984年製
です。
「えっ?L-10前期ものちゃうの?」
「フツーはハカランダ語るよね?語るよね!しかも2本って、、、」
まぁまぁ、そう仰りなさんな、実は前期後期なんかより深みへハマりますから、、、
実はね、今回たまたま2本入ってきたので、まさか!とは思いながら、
毎度の≪ある時こそ比較!≫を行った訳です。
すると、結構違うんです、スペック。
それでは見ていきましょう!
まずはヘッドストック
↓1981年製

↓1984年製

81年製は艶ありですが84年製は艶消しになっています。
あと、ロッドカバーのデザインが違います。
81年製は縦長の三角形で音叉ロゴ、84年製は三角形が低くなり音叉マークが無くなります。(1、6弦ペグポストとの位置感を確認ください)
続いて気付いたのがバックの象嵌
↓1981年製

↓1984年製

象嵌のラインが84年になると明らかに細く繊細になります。
また、センターストライプが、81年製はメイプル系の木材を挟んで左右に象嵌を配しているのに対し、84年製は細い象嵌一本のかなり華奢な印象にがらりと変わります。
あと、画像では分かり辛いですが、ピックガードも濃い目のべっ甲柄からブラックに変わります。これは後から取り換えも出来ますが、、、
どの年代でどのモデルがマイナーチェンジしたのか、まだまだ調査不足ですが、少なくとも1980年にスペックから外観全て変わるフルモデルチェンジ以外にマイナーチェンジがこの時期に行なわれていた事になります。
つまりL-10にはL-10前期(ハカランダ)、L-10後期の前期、L-10後期の後期、少なくともこの3パターンが存在する事になります。
L-10後期の前期って、なんじゃそりゃ?って感じですねwww
しかも全て検証出来ている訳でないですから、L-10前期の後期、とか、もう訳分かんないカオスに突入する恐れ大!です、、、
いやー、まだまだ奥が深い、勉強不足、
日々生きた個体に出会う度に真剣に向き合わねばなりませぬ。
ちなみにこの2本、ネックグリップも若干違うんです。
でもこれは手作業の個体差か?何本か見ないと分からないですが、そんな環境ないし、記録をとるのも難しいし、記憶を辿るのはもっと難しいし、、、
そんな奇跡との出会いも続々展開中!