結構弾き心地が変わりました。
2016-09-16毎度お世話になっております。
WEB担当の礒山です。
今回は、今年発売された「D’Addario Nickel Bronze」の弦を当店でも導入しましたので試奏してみました。

使用したのは私が10年間くらい愛用してる「Morris W-20」。

既にニッケル・ブロンズを張っています。
一般的なブロンズ弦が黄色かったり茶色かったりしますが、エレキ弦のようにシルバーなので張った時に若干の違和感があったりなかったり。
特徴としては、NYスチール弦を芯線とプレーン弦に使用し、ワウンド弦はニッケル・メッキを施したフォスファー・ブロンズを巻いているとの事。
安定感と強度が増し、独特なレスポンスとサウンドが得られます。
肝心なサウンドですが、結構ハッキリと違いが見られます。
ブロンズやフォスファーのようなキラキラした感じが抑えられて、1本芯の通ったようなしっかりした印象に。
音自体に重量感というか、どしっとした安定感を感じられます。
とは言っても、中・低域は暴れる感じがなくやや大人しく、1.2弦が程よく強調されていやらしさも感じません。
暴れる感じがない為か、ミュートが疎かになったり等でもゴテゴテっとせず、割かしスマートに弾けます。
ただ、高域のタッチ・ニュアンスにやや癖があり、しっかりメロディを意識して強弱をつけないと思い通りに鳴らない所もありやや玄人向け?
しかし、ちゃんと鳴った時の映え方は素晴らしいものがありますので、一度使ってみて損はないと思います。
当神戸三宮店では1,380円で販売しております。
ゲージは「10-47」、「11-52」、「12-53」の3種類を取り扱い中。
宜しければ試奏動画撮りましたのでどうぞ。
(最初は前に張ってたダダリオのフォスファーです。)