こんな小さなパーツにも”プロ”ならではの拘りがっっっ!*内容を一部更新しました。
2015-04-11 全国のDEADEND及び足立”YOU”祐二ファンの皆様、イシバシ楽器のDEADEND担当 笠井HM?m/でございますっ!!嬉しいことに、足立”YOU”祐二シグネイチャーモデル『NTG-YOU まりんちゃん。』関連のブログ更新を楽しみにお待ち頂いている方もいらっしゃるとのことで、『お前は砂漠を濡らすだろう?♪』と言われてしまいそうなくらい、『涙が枯れるまぁでぇ?♪』感謝感激しております!!
本日のテーマは、
【続!】『Fernandes NTG-YOUまりんちゃん。』の隠された秘密
ということで小さなパーツにスポットを浴びせてみました!
ギターにとってはとっても重要なパーツ、『ナット』と呼ばれています。

ギター弾いている人ならお分かりかと思いますが、『ブラスナット』です!
『ブラス』ってどこかで聞いたことがないですか?そう!ブラスバンドの『ブラス』です。
すなわちサックスなどの管楽器の素材に使われる金属で、真鍮(しんちゅう)という名でも知られています。
金属なので音響特性的には優れているわけですが、YOUさんがブラス製ナットをチョイスした理由は音響特性というよりも耐久性だそうです。
普通は牛骨/プラスチック/ナイロンなど様々な素材がありますが、ブラス(すなわち真鍮)のナットはごく一部のモデルにしか付いていないことが多いんです。
金属的な響きを狙ってブラスナットを付けているギタリストも居ますが、YOUさんの場合は音響的な理由でブラスナットにしているわけではなく、YOUさんならではの拘りでブラスナットを選択されているのことです。
足立”YOU”祐二氏のプレイスタイルは皆さんご存知かと思いますが、あの幅の広いゆったりとしたヴィブラートをローフレットのポジションでも掛けられるので、柔らかい素材のナットだとすぐに磨耗したり欠けてしまったりするそうです。
しかしブラスは金属なので、当然磨耗しにくいですし滅多なことでは割れないことからブラスナットをチョイスされているとのことです。
しかし、それだけでは終わらせないところが、足立”YOU”祐二氏のスゴイところっ!!!
下の画像をご覧下さい。
『NTG-YOU まりんちゃん。』にはこんな形状のナットが取り付けられています。


そして、こちら↓は普通の『ブラスナット』の形状。

ご覧のとおり、普通のブラスナットに比べると、弦が乗る部分がシャープにカットされています。
メーカーのオフィシャルコメントによると。。。
『ナットはブラス製だが、チューニングの狂いを最小限にし、独特の響きを奏でる「ZEROフレット」感覚のオリジナルシェイプ』
とのことで、一般的にはチューニングが狂い易くて扱いにくいとされているブラスナットの弱点を見事に克服しているわけです!
そしてさらにペグに注目!!

ご覧のとおり、弦をポストに巻きつけていません。
さらに後ろに回ってみましょう。

ダイヤルのようなツマミが見えますが、このツマミを回すことで、弦をロックするんですね?。
だから、ポストに弦を巻きつける必要がなくそれによりチューニングの安定が保たれる仕組みとなっています。
幅の大きいヴィブラートやアーミングを多用するYOUさんならではの拘りのスペック!!
『NTG-YOUまりんちゃん。』の商品ページで確認出来るご本人のデモ動画を見てもほとんどチューニングが狂っていないことがお分かりいただけるはずです!
>>>動画が見れる商品ページはこちら<<<
実際に試してみたいという方は是非店頭にて『NTG-YOUまりんちゃん。』の精度の高さをご確認下さい!!