【レジェンダリーな俺たち Vol.19】

「おっ、2023年をもって終了したのでは?」
「コレ、ナニ?」
ってお声を頂いて仕方無い、えぇ、まるで昨年までの企画だったように2024の更新いっさいナシ🍐

ハッキリ言います
「ネタと時間がなかった」←特に前者

別に繁忙期だったから、とかじゃないです、はい、
だからどーした?_? さぁ、開き直ってまいりましょう!

第19弾は
「カスタムピックガード

まずは筆頭としてはコレではないでしょうか?!
レスター・フラットタイプ

これ、MチルのSライさん仕様としてあまりにも有名ですが、その元祖があるんですよ、
Lester Flattは1940~60年代に活躍したブルーグラスマンです。
過去Martin社からオフィシャルにアーティストシグネチャーモデルもリリースされています。
それがフォロワーのフォロワー、そのまたフォロワーとして引き継がれている事は非常に頼もしく、このデザインが前衛的だった事をも示しています。

当店でも過去何度もこのモディファイされたD-28、HD-28Vを取り扱ってきました。
個人的には一度だけモディファイ加工依頼を頂いた事があります。
大きなピックガードを作製して貼れば終わりと思いきや、実はこのサイズの1枚板が通常扱いがないそうで準備に時間がかかった記憶があります。
仕上がりは非常に良いものでしたので現在でもご要望可能です。

さてお次はカスタマイズ、モディファイではないですが、そもそもその存在感が見事なGibsonの各モデルをあらためて見てみましょう

「カッコいいしかない」
これがレギュラー(J-200はMontana Goldですが💦)というのがサラッとやってのけるGibsonのお家芸、当たり前になり過ぎて立ち止まって考えた事ないですが、こうやって見てみると凄くないですか?
J-200系なんかはカウボーイスターの特注で1930年代から始まってるんですよ、そして50年代中期から形状のバリエーションが増え、1960年のHummingbirdを迎えてからは快進撃ですね!
更にはGibson madeのEpiphoneではもっと凄い事に、、、

はい、ビジュアル、存在感では圧倒的No.1に挙げたいFrontierです。
もうピッキングをガードするという本来の目的はどこ吹く風、ブリッジを超えて遥か彼方ボディエンド側へ~
まぁある意味ハード&ロングストロークのピッキングガードになっていると言えばそうですが、、、
同じタイプでシンプルですがEl Doradoも外せません。

ハートフォードシュナイダーさん、アンタは凄い!(どのモデルまで関与しているか知りませんが、、、)

さてさて、欧米のデザインに感化されてジャパンヴィンテージも動く訳です。

YAMAHAが「コピーはしない」という強いポリシーを保ちながらも極限まで倣ったシリーズ
描かれているのは鳥🐤Birdに変わりないのですが、なんとここも頑として譲らず「ホトトギス」を採用、、、ここまでくるともう意地ですね、
個人的にはFG-1200S or L-12Sのアフリカン・マホがフェイバリットです!

そして忘れてはいけないのがこのホワイトのダブルガード
アシンメトリーなデザインが輝く、ピックガード自体はシンプルながらその配列で抜群の存在、かっこよさを放ちます
これは脱帽のTerry様様です

えー余談ですが、何度かブログや旧Twitterでボヤいていますが、この渋いデザインを「食パンの袋止めるヤツ」と言い放った我が子を今でも忘れません、、、、、、

さて、しばらくはメーカーデザインものを見てきましたが、ここで本当のカスタムピックガードを

まずはChaki、元々はJ-50タイプのワンポイントガードが1弦側に付いていただけと思われますが、それを6弦側まで延伸、ちょっとした事で全く違うルックスに仕上がります。
続いてはTaylor、一時期オフィシャルで出ていたアーティストモデルと同様のデザインを後付で配置、こうした仕様はメーカー純正では受けてくれないので入手後に相談頂き改造する流れになります。

続いては逆張りで、本来ピックガードありのモデルをピックガードレスにするというもの。
この場合は判断を急がないと時間が経過した後に剥がすと塗装焼けが出来てしまいます。
この個体は購入直後に剥がされたのでしょう。(2枚目がオリジナルガード付き)

カスタマイズでは無いですが色味や素材にも拘りたいところ
当方はMartinが70年代後半から復活させた透明感の強く赤みが鮮明なこのパターンが大好物!

という事でしばらく店長ブログでお楽しみ頂きましたがまた不定期でいつの日かお会いしましょう!シーユー

過去の「レジェンダリーな俺たち」はこちら!

店舗情報

イシバシ楽器心斎橋店

SHINSAIBASHI STORE

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-13 AH御堂清水町ビル 1F / 2F

TEL:06-6241-1484

営業時間:12:00 ~ 20:00

アクセス:【市営地下鉄】心斎橋駅 出口7 [心斎橋OPA出口] (徒歩3分)

SNS:
Twitter
Facebook
Instagram