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イシバシ楽器 梅田店 アコースティックギターフロア担当の上田です!
気温が下がってだいぶ過ごしやすくなってきましたね!
秋大好きなんですよね~!
食べ物も美味しいし、秋服もかわいいし、お出かけもしやすいですし!
でも、やはり何と言っても音楽の秋!
今回はアコギと言えばこれ!というほど有名な「ディーニッパチ」ことMARTINのD-28 STANDARDの魅力をご紹介させて頂こうと思います!

1931年の発売から現代に至るまで、愛し続けられているMARTINの定番モデル“D-28″。
それでは、まず現モデルの基本的なスペックを!

Martin D-28 STANDARD
TOP: Sitka Spruce
SIDE&BACK: East Indian Rosewood
NECK: Select Hardwood
FINGERBOARD: Ebony
BRACING PATTERN: Forward Shifted X Brace
SCALE: 25.4″(645.2mm)
NUT: 1.75″(44.5mm)
NECK SHAPE: Modified Low Oval
以上が基本的な仕様となっております!

アコースティックギターのトップ材で最もポピュラーであるシトカ・スプルース!
とても素直で扱いやすいプレーンなサウンドを響かせてくれるこの木材です!
続きまして、サイド&バックはイースト・インディアン・ローズウッド!

こちらもアコースティックギターのサイド&バック材ではマホガニーと並び非常に有名な木材です!低音から高音まで幅広いレンジを響かせてくれるこちらの木材は、マホガニーよりも人の声とぶつかりやすい中音域が控えめとなっているため、個人的には弾き語りをされるプレイヤーとは尚、相性が良いのではないかと思われます!
ネック材にはセレクト・ハードウッド!
こちらはどんな種類の木が使用されているか公開はされておりませんが、ネック用に選ばれた硬い木材ですね!(直訳)
近年、ギターに使用される木材の数が減ってしまい、以前と同じ木材を入手するものが困難となっており、その代替材として選ばれ使用されるようになっているのではないかと推測されます。ただし、演奏性、サウンドはやはりMartinクオリティ!こちらのセレクト・ハードウッドも素晴らしいサウンドを響かせてくれます!
指板には、高級木材であるエボニー!!

真っ黒な見た目が本当に美しいですね!硬い木材で、かき鳴らした時に弦一本一本の輪郭をはっきりさせてくれ、ボディだけでは生み出せないアクセントを加えてくれる木材です!こちらのエボニーという木材、実は先述させて頂いた入手するのが困難になってきた木材の筆頭となっております。昨今は代替材として人工樹脂であるリッチライトが市場に出回っていることも少なくないですね。今ではエボニーのこの真っ黒な部分を贅沢に使用されているギターもどんどん少なくなってきています。
そして、2017年!
こちらのD-28というギターは外観をヴィンテージの雰囲気に近づけ、演奏面ではより現代的な奏法に対応できるよう仕様変更がありました。


外観はロゴのデカールがオールド・スタイルに、ペグがオープン・バックタイプのものになり、トップにはエイジング・トナーといわれるヴィンテージギターっぽさが出る黄色いカラーリングが施され、べっ甲柄のピックガードとそのカラーに合わせたブリッジピンなど、ヴィンテージギターを意識したルックスを追求されたものへと変更されております。
演奏面とサウンド面では、ネックシェイプがモディファイド・ロー・オーバルに、ナット幅が約44.5mmに、Xブレイシングがフォワード・シフテッド(ノン・スキャロップト)に、それぞれ変更されています。
ナット幅が以前の約42.9mmから広がった分、少し薄めとなったネックは握りやすく、ローポジションからハイポジションまで非常に握りやすく安定しており、扱いやすいシェイプとなっております。
僕個人的な意見ではありますが、最近はMartinを筆頭に様々なブランドのギターのネックシェイプが左手が動かしやすいよう薄くなっている傾向があるように感じます。
ブレーシングもフォワード・シフテッドに変わったことにより、ボディ下部のスペースが広がり、それと同時にサウンドも以前のモデルより広がり心地良く鳴り響く印象が一層増しました。2017年以前のD-28は今のモデルよりもタイトで引き締まった感じがあってすごく好きです。
ドレッドノートと呼ばれる大きなボディからは、その見た目通りのダイナミックなボリュームと、豊かな低音が放たれると同時に、Martinならではの煌びやかで伸びやかな高音は先述のフォワード・シフテッド・Xブレイシングが施されたことにより、さらに迫力が増しております。
多種多様な演奏をするアーティスト、ギタリストが増えた現代の音楽の中でもこの“D-28”が活躍出来るように施された仕様変更であると見受けられます!
いかがでしたでしょうか?!
文面だけではなかなか魅力の全てをお伝えするのは難しいのですが、これを読んで頂きMartin D-28 STANDARDの魅力が少しでも伝わればと嬉しいです!!店頭にて試奏、購入も出来ますので、ぜひ足を運んで頂き実際に触れてみて頂ければ幸いでございます!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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