↑ 読み方は、♪ゆうらくちょうでていらしょう ふ、古い??
2019-03-07 いつの頃からアコギは打楽器になったんだろう、、、いつの頃から右手で押さえる人が出てきたんだろう、、、
お、俺(おいら)のジャパンヴィンテージ外伝!
昨日都内某所にてTaylorの新製品発表会がありました。

場所は有楽町駅を下りて間もないGINZA!
ZA・GI・NですよZA・GI・N
会場入り口には新製品、限定モデルがお目見え!

特に今回の目玉、New ボディシェイプ
Grand Pacific

Builder’s Editionの517と717

レギュラーモデルの317
それぞれ国内初お目見え
軽く触って、まずは会場での商品説明を聞きます。

今回はTaylor社アジアエリア担当のアンディ・ランド氏が来日
一年の半分はアジア各国を飛び回っているのだそうです。
2018年度を振り返ると、$500以上のアコースティックギターでは
全米売上ベスト20位中なんと17本がテイラー!
これ、相当すごくないですか?
ギターブランドっていくつあります?
もう誰も止められないのか??
さて、新たなモデルGP(Grand Pacific)はいかなるギターか?

実は5年前にV-Classプロジェクトを立ち上げた時に、マスタービルダー アンディ・パワーズが最初に製作したのがこのシェイプだったとの事。
ローエンドをコントロールできるサウンド、パワフルかつクリア、バランス良くオールラウンドで使用できるように仕上がっているようです。
既存のTaylorギターはピアノのように分離がよくクリアなサウンドが超絶人気の秘訣ですが、GP(Grand Pacific)はオルガンやフェンダーローズのような、まとまったよりナチュラルなサウンドという表現をしていました。
300、500、700各シリーズにES2ピックアップ付きとノンピックアップ仕様を用意。
カッタウェイモデルはリリースしないとコミット。
生ギターで勝負するテイラーを久し振りに見れそうです。
他にも下記のような新たな設計が!

Compound Neck Profileと銘打ったネックグリップは明らかに分厚く感じます。

1Fから5F付近まではソフトV、5F以降はCシェイプというグラデーション。
ネックヒール形状が小さくなりストラップピンの位置がぁー

今までストラップピンを後付するユーザーさんに
“テイラーが1弦側斜めに付けてるのが流行ですよ!”
って薦めてったのに、めっちゃやりにくぅなるやん、、、
先端行き過ぎ!
新導入のフィニッシュは服が擦れる音なども軽減する仕様。
このフィニッシュ用のクリーナーも新発売!
上記3例はビルダーズエディションのみの仕様です。
ケースが新調されます。

GPシリーズは全モデルWestern&Flower Patternの外装
ひととおりの説明が終了したところで福成修治氏によるデモ演。

素晴らしい演奏を聴かせていただきました!
演奏前にはアンディ自らマイクセッティング、、、

“フツーハ サウンドホール ドマンナカニ チカヅケナイデスヨネ。
デモ コノギターハ ココガ イチバンイイオトデ ヒロエルンデス!”(もちろん英語ね)
との事。
さすがTaylor、常識覆しが大好き!
今年はアクセサリーにも力を入れるようです。

各モデル毎にマッチしたデザインをリリース。
こちらはヘッドインレイと同じインレイ仕様。

こちらはマホTopの500.シリーズにマッチしたブラウンカラーのストラップ。
太さは2種類あります。
また今年上映映画でもダブル主演女優が持つギターはTaylor

ストラップはLEVY’Sの通常販売品ですよ!
これは早めにCheck!


ピックもオリジナルで新発売予定。
全国のテイラーロードショーでピックによる出音の違いも伝えていくとのことですyo!
☆お披露目会を終えて☆
当初G社を強く意識しその市場も取るモデルなのか?と穿った見方で臨みましたが、そのような邪念がかき消されるような明瞭な内容でした。
テイラーの躍進はまだまだ当面続きそうです。
以上、圧巻の王者Taylorレポートでした。