LM308N搭載のRATを踏みたい!

90年代のLM308Nを搭載したRAT2をご紹介!

2019-03-06 エフェクター担当のミツケです。

本日ご紹介するのはコチラ!

500041 B

Proco RAT2!

ええ、ディストーションの名機でございます。
1978年にTHE RAT(通称ラージボックス)として登場、
1983年頃よりRAT(通所スモールボックス、RAT1)になります。
そのRATが83?87年頃まで生産され88年頃より今回ご紹介する
RAT2にモデルチェンジするわけです。(RAT1の内容は端折ります!)
RAT2はRATの回路はそのままにLEDが増設されただけであり、
それによってデザインが変わってAの部分にLEDが付いています。
サウンドもほぼ同じであり、あとは個体差ってとこでしょうか・・・。
90年代後半に現行ケース(通称スラントケース)になり、
同じ頃にオペアンプがLM308NからOP07に変更されます。
その後はUSAから中国へ生産場所が変わり、基板の変更によってか
トゥルーバイパス採用、現代のニーズに応えたRAT2が現行モデルであります。

近年の歪みとはやっぱり違うんですけど・・・
これが王道、スタンダードであってですね・・・
ちょっと荒っぽくて古臭い感じもするんですけどそれが良いんです!
80年代を代表する歪み?といえばわかりやすいでしょうか・・・
ただ、近年の歪みのルーツを辿ればRATにたどり着くでしょう。
若干使いにくい(若干か?)ですがツボにハマった時は
他のどんなエフェクターにも負けないくらいカッコえー音しますから!

ワタクシもRAT2(88年製)を愛用(最近はコレクション)してますが
RATを欲しくなったキッカケってなんだっけな・・・って
敬愛するグレアム・コクソン(Blur)がSong2のPVでも踏んでたからだ・・・
Song2のギターって最高にカッコいいじゃないですか!絶対!
UKロック、ブリットポップのイメージが強いですが実際グレアムは
USインディなギタリストですからね。
ソロアルバムの『The Golden D』とか最高にぶっ飛んでます。
話が脱線しました・・・すいません・・・。

484393 B

今回ご紹介する個体は・・・
USA製、スラント無しケース、オペアンプには
National Semiconductor製のLM308Nを搭載、
ポットデイトがありませんので90年代中頃以降、
オペアンプがOP07に変更される前頃のモデルだと思われます。
RAT2のサウンドが大きく変わるのがオペアンプが変更の
タイミングになり、伝統のRATサウンドはLM308を搭載している
ことがワタクシ的に重要なポイントだと思います。

500041 B
Proco / RAT2 LM308N
¥12,800- (tax in)
商品ページはコチラ!

歪みをお探しの方、現行モデルをお持ちの方などなど・・・
スタッフも愛用する名機をぜひお試しください!

最後までご覧頂きありがとうございました!

店舗情報

イシバシ楽器心斎橋店

SHINSAIBASHI STORE

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-13 AH御堂清水町ビル 1F / 2F

TEL:06-6241-1484

営業時間:12:00 ~ 20:00

アクセス:【市営地下鉄】心斎橋駅 出口7 [心斎橋OPA出口] (徒歩3分)

SNS:
Twitter
Facebook
Instagram