手始めにマフ系全部入れてみました!!!
2018-09-10 いつもイシバシ楽器梅田店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!エフェクターフロア担当:米村です。
アメリカはカリフォルニアのエフェクターブランド、WREN AND CUFF(レナンドカフ)の
ペダルを7機種入荷しました!!

こちらのブランド、ヴィンテージサウンドの再現したモデルを主に制作されてるんですが
その中でも種類の多いBIG MUFF系のモノを全種類仕入れてみました。
早速一つずつ紹介していきます。

1.Caprid Small Foot
BIG MUFFの歴史の中でも評価の高い通称”ラムズヘッド”期を再現したモデル。
元々筐体が大きいペダルをダウンサイジングしたものです。
サウンドはこれぞ王道!って感じのマフサウンドですね。
迷ったらこれです!間違いなく!

2.Tri-Pie 70‘
ノブの配置が三角形だったことから”トライアングル”と呼ばれる、
最初期のBIG MUFFを再現したモデル。
よくあるマフの重厚感ある歪みというよりはブライトな歪み方です。
抜けの良いマフサウンドをお探しの方に是非。

3.Eye See 78′
内部トランジスタがIC,Op-Ampに変更された76?78年のマフ、
通称”ICマフ”とか”オペアンプマフ”と呼ばれる時期を再現したモデル。
昨年本家からも復刻版が発売されましたね。
かなりバリッとした歪み方が印象的な一台です。
元々はEye See Piっていう名前で販売してたんですが、諸般の事情で今年からEye See 78’に変更されました。

4.Box of War Small Foot
ロシア製に移行しSovtekが設立されてから初期に発売された、
”シビル・ウォー”期を再現したモデル。
ダークかつヘヴィーな歪み方で、ファズというかディストーション寄りな立ち位置ですね。
基となったシビル・ウォーはデヴィッド・ギルモアやサーストン・ムーアの使用でも有名で、
マフの中でも人気のある時期の一つです。

5.Tall Font Russian
深緑色の筐体に地雷と呼ばれるでかいスイッチが特徴的な通称”アーミーグリーン”の、
その中でも縦長の字体が使われていた”トールフォント”という初期のものを再現したモデル。後期は”バブルフォント”って呼ばれてますね。
とにかく重たく厚みのある低音が出ます。でも先のBox of Warと比べると少し明るめなキャラクターで使いやすいです。オススメです。

6.47/73 Classic
73年製のラムズヘッドで、抵抗やキャパシタに47の値が多く使われた”47”と呼ばれる
きわめてレアな時期のマフを再現した
Capridと比較すると毛羽立ちというかざらつきのある印象を受けました。
王道とは少し異なるマフサウンドを求める方に。デザインは一番好みです。羊さん可愛い。

7.White Elk Small Foot
最後はもはやマフではないんですが。。70年代に日本のElk社が制作したBIG MUFFのコピー
Super Fuzz Sustainerを再現したモデル。コピーのコピーとは。
Super Fuzz Sustainerはトライアングルを意識したとのことでTri-Pie 70’と比べてみましたが、
よっぽどローエンドが暴れるしミッドに寄ったサウンドでだいぶ違った傾向です。
ある意味オリジナル。
というわけでザックリと紹介させていただきましたWREN AND CUFFの製品達。
まず弾いてみて驚いたのはノイズの少なさ。ファズなのに全然出なくてビックリでした。
そして7機種どれもしっかり個性があって、同じマフ系の中でも違いを楽しめて興味深かったです。
どれも店頭にて展示しておりますので、是非全てお試し下さい。
スタッフ一同皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは!!