奇跡のコラボ!今こそ店頭実験!
2018-08-10 俺(おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!お盆突入スペシャル!
本日はこちら!

なんとも大盤振る舞い!
2本同時共演!
まずは!

YAMAHA L-5 1976年製
そしてこちら!

YAMAHA L-5ES 1981年製
そうです!いわゆる前期型と後期型が時を同じくして入荷したのです!
一般的な違い、ポジションマークが前期は第5フレットから、後期は第3フレットから始まることが確認出来ます。

どちらもコーラルローズのサイド&バックです。

双方全く違う木目ですが、これがハカランダなどの高級材っぽくもあり、ローモデルながらなかなかの迫力です。

ペグも両年代ともTM30Gを採用し変更はありません。
上位モデルのLシリーズが材質そのもののグレードや単板か合板かと大きく仕様変更する中、L-5は指板材などのマイナーチェンジはあるものの、他モデルほど大きな変更点はありません。
と、思っていました!私。
しかし、もっと劇的に違う点がありました!
なんとビックリ!
スケールが前期と後期で違うんです。
これは他のモデルでは確認出来ない変更点です。
前期が636mmに対して後期は651mmと、他モデルと同様に統一されます。
ちなみに636mmスケールは当時のFGシリーズと同じスケールです。
ホンマかいな?と、
資料だけで語ってはいかんよ、
そのとおりでございます。
そこで今回の奇跡のコラボが活きてくるわけです。
早速確認しましょう。
合わせてみます!

ヘッド側ナット位置を同じにしてスタート!

ボディーもしっかり合わして、、、

はい、ブリッジの着地点、どうでしょう?!
違いますよね!
これが15mmの差です!
ちょっと強引にドッキングさせましたので見辛い絵面だったかも知れません。
より分かりやすく解説するためにアイテムを開発しました!
じゃーん!!!

スーパー651mmくん1号(非売品)です!
651mmだけジャストで計れるスグレモノの一品!
それではさっそく、、、
挿入してみます!

651mmの後期型のほうでピッタリはまるはずです、、、

おぉー!
ジャストです!
それでは続いて前期型モデルへ、、、インサート!


や、やはり、はみ出しますね!
この差です!

拡大ズームイン!すると、なんと636mm目盛りも付いているスグレモノ!
と、いうわけでスケールが違う、ということがはっきりとお分かりいただけたと思います。
スケールが違うと音の伸びや張りが随分違ってきます。
そういった違いが古いギターで極力同一条件下で比較できることは滅多にないと思います。
ぜひ揃い踏みの今、なう!お盆はイシバシ楽器 心斎橋店へ
それだけじゃつまんない!oBON!
店頭ではとびっきりの抽選イベント絶賛開催!