あらためて後期モデルの底力を見ましょう!
2018-08-01 俺(おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!ネタが無い事には始まらない始まらない、、、
入ってキタぁーーー

YAMAHA L-10 1980年製
なかなかの上物、久々に王道です。
と、ここで離脱しそうになっている方、お気持ちは分かりますよ、
はいっ、いわゆる後期型です。
ここで今更ながら前期型との見分け方、、、

そんなん、余裕で知っとるワイ!とか言わない言わない、、、
はい、ご存知のように3フレットからポジションマークが入ると後期型ですねー
前期は木象嵌で色味も違いますね。

ペグもTM-50GからTM-30Gへ変更。
やっぱりTM-50GはL四天王にも使われていますし憧れが強いですよね。
それはそうなんです、私だってそうです!
しかーし、
それだけでL-10 後期、みすみす見過ごしますか?
たしかにハカランダでない、ペグも変わった、実質のグレードダウンです。
そこは否定しません。
でも、ハカランダなら何でもいい、っていうよりは
良質な純国産オール単板ギターって魅力ないですか?
これ、なかなか難しい問いかけであるのは分かります。
かくいう私だってハカランダ前期物を手にしたことがあるから言えるのであって、
初めてのジャパンヴィンテージで両方並んでいたら、、、やっぱ分かりませんねぇ
ただ、格段にお得なんですよ!後期型!

見てくださいよ、この見事なパリサンドル材!

これなんて今絶対用意できないですよ!
推測ですが、Martinがハカランダ代替材に指名した直後のインディアンローズウッドは、
初期の方がより潤沢にある材から厳選出来たであろう事は想像に難くないですね。
ハカランダだって1920年代とかならド柾目がレギュラーモデルですから。決してドヤ顔でない
と考えると1980年当時、モデル名=定価を維持する為に敢えてグレードダウンという英断を下したYAMAHAは結果素晴らしいギターをあらためて世に送り出しているんです!
相場も後期型というと10万円を切るものが多く、ここも狙い目。
世間がハカランダでないと、と言っている間にさっさと良い後期型を選定しちゃいましょう!
これも気付いている方はとっくに行動していると思いますし待ったなし!です。
と、そんなところに現れたのが今回の個体なんです。
ペグや外観が違えど、大雑把に言えばL-8 前期型とほぼ同じ。
これまた面白いところで、L-8も前期型はオール単板で人気がありますが、後期型になると少し安くなる、、、となれば争奪戦になるL-8 前期型より探しやすいのでは?とも思う今日この頃な訳です、、、

人はどうしても人の目が気になります。
ましてやそれが趣味のものであればなおさら。
レア、ネームバリュー、そしてハカランダ、、、
その夢を拭い去ったとき、希望のギターがきっと手に入ることが叶う、と思います。
語りつくせないYAMAHAへの想い
そんな伝統を現代へ受け継ぐシリーズも
現在店頭で多数お試しいただけます!