ざっくり解説Fractal Audio Systems Axe-Fx IIIその2

いつも石橋楽器渋谷店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます!
EF担当 加涌でございます!!
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さて、先日に引き続き、ざっくり解説Fractal Audio Systems Axe-Fx III!

前回のハードウェア偏は⇒ざっくり解説Fractal Audio Systems Axe-Fx III ハードウェア偏

今回はAxe-Fx IIIのScean(シーン)とChannel(チャンネル)機能について、触れて行きたいと思います。

○ Fractal Audio SystemsにおけるScean(シーン)とは?
こちらは店頭でもよく質問される機能でございます。なので、ざっくりと解説していきましょう!
まずは、SceanとPresetについて。Presetは今までのマルチエフェクターでは主として使われていた機能なので、ご存知の方も多いと思います。
ここでFractal Audio Systemsでのプリセットを二つ、画像でご用意いたしました。
(画像はFractal Audio Systems Axe-Fx II XL+のEDIT画面です)
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上の画像はPresetナンバー0、下の画像はPresetナンバー122の内容となっております。配置されているエフェクター、また配線の仕方が全然違うのがお分かりいただけるかと思います。
このサウンドシステムそのものを構築したものがいわゆる、Preset機能になります。

続いては、Fractal Audio SystemsのSceanについてです。
今回はPresetナンバー0でScean機能についてご紹介します。
まずは、下の画像を見比べてみて下さい。
Scean1
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Scean2
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この変化に気づいて頂けましたでしょうか?
Presetは同じなので、ブロックの並び順は全く同じですが、オンになっているエフェクターが変わっています。Scean機能を使用する事で、同じPreset内で簡単にエフェクトのON/OFFをコントロールすることが可能となっております。
従来のマルチエフェクターでは、これがなかなか面倒な作業になってしまいます。この作業をする時、一つ気に入ったプリセットを作って、それをコピーして、コピー先のプリセットでエフェクトを足したり引いたり・・・そんな経験があるかと思います。
ですが、Fractal Audio Systemsではそんなことをしなくても、このScean機能を使えば、楽?にサウンドシステムを構築、コントロールが可能です。
また、Presetを切り替えは、その都度Presetを読み込むので、その読み込み時間(とは言ってもそんなに長くはありませんが)が気になる・・・そんなケースもあったかと思います。Scean機能では同じPreset内でON/OFF等の作業をするので、すぐにセットアップが可能です。
加えて、Axe-Fx IIIではSceanそのものに名前を付けて保存が可能となりました!今後発売される専用コントロールスイッチ、FC-6、FC-12の小さい画面の方にも、その表示が出るのでは!?と、ちょっと期待してしまいますね。
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ちょっと話は脱線してしまいますが、このFC-6、FC-12について、海外サイトを読んでいくと・・・プリセット、シーン、チャンネル、エフェクトバイパスなど、あらゆる機能の組み合わせを設定することができるそうです。
また最大4台までFCシリーズフットコントローラをデイジーチェーン接続して、FC-12であれば、最大48個のスイッチを一度に接続・・・・48個のスイッチが並んだところを是非見てみたい←。まだ情報が多くないこの専用スイッチですが、今後の情報が楽しみですね!

さて、いよいよFractal Audio Systems Axe-Fx IIIでのChanelの解説・・・に行く前に、これを説明する上で欠かせない、前機種のX/Y機能について簡単にふれます。
内容としては、先程のPresetナンバー1のアンプセクションを使ってご案内します。
まずは、下の画像を見比べてみて下さい。
X
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Y
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画面の中で、AMPマークの脇にX、Yがそれぞれ点灯しているのがお分かりいただけるかと思います。そのまま、画面右側のそれぞれの値を見比べてみて下さい。それぞれ、EQの値等が変わっていませんか?
前機種では一つのブロックの中で異なるセッティングを2つ保存し、これもScean機能を使って、変更する事ができました。エフェクトブロックのON/OFFどころか、保存された2種類のパラメータが呼び出し出来たわけですね!

Fractal Audio Systems Axe-Fx IIIのChannelは、このX/Y機能を拡張した機能となっております。前機種ではX/Yの2パターンだったのですが、Axe-Fx IIIではA/B/C/Dの4パターンまで完全に独立して設定が可能となっております。

ではここまでで、SceanとChannelについてまとめておきましょう!

★【Scean】で出来ること
・プリセット内の全エフェクトブロックのON/OFF
・ プリセット内の全エフェクトブロックのChannel切り替え
※ ブロックのパラメータそのものは変更できません。あくまでも、Channelに変更、保存されたパラメータを呼び出す機能です。(シーンコントローラーは除きます。シーンコントローラーについては、またご紹介致します。)
★【Channel】で出来ること
・ブロックのパラメーターを4つまでそれぞれ個別に設定可能

といった感じになります。

最後はおまけとしてFractal Audio Systems Axe-Fx IIIのエディター画面をご紹介!
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大きく変わったわけではありませんが、従来のエディターよりかっこよくなってますね!

さて、毎度毎度、駆け足ではありましたが、Axe-Fx IIIのScean(シーン)とChannel(チャンネル)機能について、簡単にざっくりとご案内させて頂きました!
また、情報は随時更新してまいりますので、お楽しみに!

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