懐かしい70年代が横浜赤レンガ倉庫に蘇りました！
2015-09-04
池袋店の白井、1960年生まれです。音楽に目覚めレコードや深夜放送を聴き、ギターを始め、そしてアメリカのファッションに憧れた1970年代は僕にとって特別な時代でした。
最近、そんな1970年代の記憶を呼び起こさせる企画を良く目にします。松本隆の45周年コンサート「風街レジェンド2015」もある意味ではそのひとつだったでしょう。残念ながら私は見逃してしまい苦虫を噛みましたが、横浜の赤レンガ倉庫で開催されている70’s Vibrationは、開催期間が長いこともあって逃さず行ってまいりました。
70年代の音楽、映画などのアートを中心とするカルチャーを紹介するイベントですが予想以上の内容で滅茶苦茶興奮しました。懐かしいレコード、ミュージシャンの写真、ポスター、雑誌、楽器、グッズがずらり並び見ごたえ十分でした。
特に楽器好きにとってはYMOのコーナーは圧巻。アナログだった時代の電子音楽機材の堂々たる存在感は当時としては当たり前でしたが、今見ると圧倒されます。弊社のBIASシンセ・ドラムもしっかりセットされていました。嬉しいですね。
また往年の輸入レコードショップ、パイドパイパーハウスが復活していました。良く通ったお店です。70年代アーティストのCD、レコードが販売されていました。昔レコードで持っていたけれどCDで聴いてみたいアルバム、今こそアナログ盤で聴いてみたいアルバムをゲットするチャンスですね。
なお画像は撮影が許可されたエリアのものです。実際には広いスペースにいろいろなものが展示されていました。9月13日まで開催とのことですので、ご興味のある方は是非いらしてみてください。
http://www.momm.jp/70/
さて70年代気分に浸ったところで、池袋店アコースティック・ギター売場より「70年代」なニュースがございます。70’s Vibrarion会場でも、バッファロー・スプリングフィールド、CSNY時代を含め作品が展示されていたニール・ヤングですが、彼が当時愛用していた縦ロゴのマーティンD-28をオマージュしたギターが入荷いたしました。
●Martin CTM HD-28 Vertical
販売価格￥598,000(税込)
ハードケース付属
私がマーティン社にオーダーしていたモデルです。ニール・ヤングの縦ロゴD-28へのオマージュは過去2本製作していましたが、皆様からのリクエストから今回のモデルはオリジナルにより近づけるべくヘリンボーンが施されたHD-28ベースとしました。その分価格も上昇してしまいましたが、一層雰囲気のあるルックスとなりました。同時にスキャロップド・ブレーシングならではのレスポンスの良さも味わえるようになりました。
そして、今回もまたマーティンのクラフツマンが頑張ってくれました。抜群の鳴りのギターに仕上がっているのです。特にその豊かなボリュームはD-45に匹敵すると言って過言ではありません。変則チューニングでもバランスが崩れません。存分にドロップしてニール・ヤングやＣＳＮＹのナンバーをお楽しみください。
シトカ・スプルース・トップ、スタンダード・スキャロップド・ブレーシング、インディアン・ローズウッド・サイド＆バック、セレクテッド・ハードウッド・ネック、エボニー指板＆ブリッジ。ロー・プロファイル・ネック。
ただ鳴るだけのギターではなく、ロマンティックな70年代を思い出させてくれるギターを目指しました。自信を持ってお勧めする一本です。限定一本。お早めにどうぞ。
