前回から始まりました「BOSSエフェクター・Rolandアンプへの誘い」、第2回は福岡店の濱田が担当いたします。
今回何を取り上げようか考えていましたが、やはりBOSS特有のアンプ技術「AIRD」について書きたいと思います。そしてそのAIRDの機能が使える「GX-10」についてもお話させて頂こうかと思います。
一般的にアンプ・モデリングは、アンプとスピーカーは別々のセクションとして考えられて設計されています。しかし実際、アンプ・セクションとスピーカーは相互に干渉しあう仕組みであり、常に互いに影響を受けながら有機的に連動しギター・サウンドが生成され、その結果、チューブ・アンプ特有の生々しい表現力が生まれます。
BOSSの最新技術の「AIRD」では、アンプとスピーカーは切り離せない関係にあると考えています。この相互作用までも徹底的に追い込んで再現することで、生々しいチューブ・アンプ・サウンドを実現しています。これにより、サウンドだけでなく本物のアンプと同様のダイナミックな弾き心地を実現し、ギタリストのフィーリングを余すことなく表現できるのです。
さて「GX-10」に注目しますと、BOSS 公式のHPにも書いてあります通り厳選された32種類のAIRDプリアンプ(ギター:23種類、ベース:9種類)と高品位な170種類のBOSSエフェクトを搭載しております。
AIRDについて詳しくはBOSS HP(BOSS - The Ultimate Guide to GT-1000)の『AIRDとは』で図付きでわかりやすく解説がされております。
私が1つ疑問に思ったのは、AIRDはキャビネットから出る音までの相互関係が大事でありキャビネットシミュレーターをOFFにしたときのReturn差しやINPUT差しでは使用できないのではということです。昨今宅録の需要も増え宅録環境下ではAIRDの恩恵は受けられるがスタジオやライブでのアンプから音を出す場合は使えないのでは? と。
気になりましたのでBOSSの開発者の方にお伺いしたところ、なんと問題なくAIRDは作動するとの事でした。これはびっくりですね。しかしどうやってAIRDが作動するのか詳しく調べましたところ、OUTPUT SELECTに応じてAIRDの相互関係のモデリングも切り替わるとの事、、、、、凄いな。
それでは折角ですのでOUTPUT SELECTを見ていきましょう!
いっぱいありますね~。ここでは一部を解説したいと思います!
・LINE/PHONES (RECORDING)
ヘッドホンを使う場合や、GX-10をキーボード用アンプ、ミキサー、デジタル・レコーダーなどに接続する場合の設定です。
こちらはオーディオインターフェースやミキサーに直接接続する際に使用します。宅録やイヤホンやヘッドフォンでの練習がメインの方はこちらを使用してください。
・JC-120 RETURN
ローランドのギター・アンプJC-120のRETURNに接続する場合の設定です。
こちらはよくアンプシミュレーターをご使用される方は使うかと思われますがJC-120のプリアンプをスルーしてパワーアンプとスピーカーだけを使用する方法。JC-120のプリアンプに左右されない音作りが可能です。
・TUBE COMBO 212 RETURN
12"スピーカーを2発搭載した真空管コンボ・アンプ(アンプとスピーカーが一体になったタイプ)のRETURNに接続する場合の設定です。
こちらは某F社のアンプが近いですかね。JC-120同様プリアンプをスルーして使います。パワーアンプも真空管なのでよりAIRDの生々しさを感じれるかも???
・TUBE STACK 412 RETURN
真空管スタック・アンプ(アンプとスピーカーが分離したタイプ)のギター・アンプのINPUTに接続する場合の設定です。接続されるスピーカー・キャビネットは12"スピーカーを4発搭載したものを想定しています。
こちらも有名なスタックアンプにも対応しております!
上記はRETURNでの接続方法でしたがINPUTからの接続も想定されております!! 詳しくはGX-10の説明書でご確認ください。
カラーでタッチパネルで実用的なGX-10。まだまだ話せば色々ありますが今日はここまでといたします。
イシバシ楽器ではBOSS製品のスペシャリストが各店に在籍しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
気になる方は是非店頭にてお試しください!!
それではまた!!!
