こんな配線いかがでしょうか。
2015-07-28 おはようございます。御茶ノ水本店パーツフロア担当の黒須です。
前回すごい久々にブログを書いてからまた間があいてしまいました。
最近私物のテレキャス風ギターにちょっとしたカスタマイズを施したのでちょっと語らせてください。
こちらです。ババン

黒に茶鼈甲ピックガードは私の大好物です。
こだわりの点としてはブリッジプレートの先端にビスを入れてプレートの先端が浮き上がらないようにしてあるあたりです。
ピックアップは
フロント:Seymour Duncan SPH-90 1N
リア:Rio Grande MUY GRANDE
となっております。
今回ご紹介したいのはこの部分です。ババン。

VolumeとToneの間にスイッチが増設されています。
いったい何のスイッチでしょう。ババン。

裏側からの写真です。斜め下からかっこいい角度で撮ってしまったのでスイッチ周りがどうなっているのか分からないです。
かっこいいので反対側からも。ババン。

ちょっとポット裏のハンダのヤニが目立ちますね。ヌヌゥ。
このスイッチはフロントピックアップとリアピックアップが直列になるスイッチです。
ハムバッカーのようなぶっといパワフルサウンドが出ます。
私基本的にフルテンでばかりギターを弾く人間ですがギターソロを弾くとき等音を太くしたいときにはかなり重宝します。ブースター要らずです。
スイッチが下に倒れているときは通常のテレキャスターと同じ配線になり、レバースイッチの上から「フロント→パラレル→リア」と音が変化していくのですが、このスイッチを上に倒すとレバースイッチをバイパスして全てのポジションで「シリーズ→シリーズ→シリーズ」となります。
VolumeとToneはどちらのモードでも使えるようになっています。
視覚的にどのモードに入っているのか分かりやすい点がこの配線の一番のメリットだと思います。
4Wayのレバースイッチでも同じことができますが、視覚的にわかりにくいポジションが出てきます。

ある程度実用的でシンプルで分かりやすく操作性もなかなかなので、結構この配線は気に入っております。
コントロールプレートに穴を開ける必要が出てきますが、通常の2シングルのテレキャスターでしたら可能な配線となっておりますので、「どういう風になっているのか?」などと気になったら是非パーツフロア担当の黒須まで。
テレキャス以外でもいろいろ相談に乗れればと思っております。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございます。
ハンダのとける匂いが脳漿に沁みるぅ。クゥゥ。
パーツフロア担当 黒須