Vintage Sax / キングの秘密: キングの歴史・特徴など

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KING(キング)

アメリカ製でキングのサックスは全般的にライトウエイトのボディーを持ち、軽めで明るいサウンドが特長です。
代表的なモデルではスーパー20があり、キャノンボールアダレイ、チャーリーパーカー、ジャキーマクリーンなど多くのプレイヤーが使用しました。
もっとも評価の高い楽器はトーンホールがハンドメイドフルートに見られるような、ソルダードトーンホールになっており(通常は管体の金属を引っ張り上げてトーンホールを形成しますが、引き上げた周辺には歪みの力が残り、管厚の均一性が薄くなったり、時間が経つと管体の反りにつながったりしますが、管体に直接、トーンホールの穴を開け、周辺に別のリングをロウ付けする制作方法は無理な力がかからず強度もあります)高級感が漂います。

変わったモデルとしてはSAXELLO(サクセロ)と言うソプラノサックスのベルを90度曲げ、ネックにカーブを持たせたものが有名です。

モデルとしては

VOLL TRUE MODEL(ヴォルトゥルーモデル)は1920年から1935年位の間でシリアル番号は10000から160000位まで。外見はベルキーが左右互い違いになっています。かなり軽やかなサウンドが特長です。

ZEPHYR MODEL(ゼファー)は1935年から1940年代後半まで、シリアル番号は160000から290000位まで。そよ風という意味を持つこのモデルはライトウエイトボディーから出る軽やかなサウンドが魅力です。ベルキーを右サイドに並べて取り付けた最初の楽器だと思います。
キングは素材に銀を使った楽器が多く見られますが、このゼファーあたりから、ネック、ベルに銀(スターリングシルバー、コインシルバーとも呼ばれ、純度は92.5%)を使ったモデルもあります。

SUPER 20(スーパー20)は1940年後半からシリアル番号は270000位から製造されかなり長い期間製造されています。但し、製造年によって、楽器のクオリティーが異なり、シリアル番号では270000から340000位の間で素晴らしい楽器が見られます。
最高のモデルはソルダードトーンホールでネックとベルがスターリングシルバーを使用した楽器で別名シルバーソニックと呼ばれています。このシルバーソニックの中には金メッキ仕上げ、指貝、サイドキーに全て真珠貝にインレイを施した超豪華なモデルもありました。
サウンドはキング特有の軽やかなサウンドですが、シルバーソニックは品のいい柔らかみや音の幅も加味され、このモデルではないと出せない独特のサウンドを持っていますが、現在は入手が非常に困難な楽器になっています。


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