新生活withエレキベース!~初心者向けベースの選び方講座~

皆様こんにちは!御茶ノ水本店 ベースフロア担当のウスイでございます!
随分と暖かくなり、全国各地で桜が舞い散る季節となりましたが、皆様如何お過ごしでしょうか?
特に受験や就職活動をされた皆様、本当にお疲れさまでした!

さて今回はエレキベースとの新生活を始める皆様へ向けて、たくさんあるベースの選び方をご案内させていただきます!
私がエレキベースを初めたのも同じく春頃、当時はコロナ禍真っ只中だったために上京もしておらず、PC越しに軽音楽サークルの先輩に2本のベースが映ったスマホの画面を向け「どちらが良いですか…?」と不安になりながら聞いたことを覚えています。今思えばどちらも見た目や値段の大して変わらないもので長々と悩んでいましたから、「どっちでも良いよ!」と思われていたかもしれませんね(笑)。
それでも1本目の楽器というのは一生の記憶に残るもの。私もこれまでに何本かのエレキベースを所有し、一本何十万というベースを2台メインに据えております。扱い切れずに手放してしまった機体もありました。そんな中でも1本目に3万円程度で購入した1本は今でも手元にございます。もうライブ等で使用することは無いかもしれませんが、それでも手放すことができない1本です。そんな思い出深い1本を皆様にもぜひ見つけていただきたく、本ブログの作成を決めました!

前置きが長くなってしまいましたね。それでは以下より始めていきます!

  • 1.エレキベースの種類~ジャズベース?プレシジョンベース?~
  • 2.エレキベースの選び方
  • 3.一本目に5弦ベースはあり?なし?
  • 4.担当オススメモデル

まずはエレキベースの種類についてです!
エレキベースは大きく分けて2つの種類に分けられます!皆様がイメージされる「ベース」の形は人それぞれかと存じますが、そのうちの多くはこの2タイプに分類されるのではないでしょうか。皆様の思うエレキベースのシルエットに当てはまるのはどれか、一緒に見ていきましょう!

1.ジャズベース


ベース界のスタンダード、ジャズベースです!初心者ならまずはこれ!と紹介されることも多いモデル。Fenderをオリジナルとし、各メーカーからコピーモデルが発売されておりますので、目にしたことがある方の一番多いモデルではないでしょうか!
ジャズベースはその汎用性の高さや弾きやすさが初めの一本にオススメされる所以です。2つの並行に並んだピックアップや細くて握りやすいネック、輪郭のハッキリした聞き取りやすいサウンドが特徴です。最近ですと音の輪郭をより強調したいわゆる「ドンシャリサウンド」が流行りですが、その殆どはこちらのジャズベースを使用しているはずです!

コントロールは①は上のピックアップのボリューム、②は下のピックアップのボリューム、③はマスタートーンとなっています。トーンは音の輪郭をはっきりさせるか否かを決められるもので、効かせるとギラッとしたサウンドになりますね。初めのうちは全てのコントロールをMAXにしてしまって問題ございません。自分の音の好みがわかってきたら触ってみましょう。

当店のジャズベースタイプの在庫はこちらから!

2.プレシジョンベース


ジャズベースと並んで定番とされるのがこちらのプレシジョンベースです!ジャズベースに比べ丸みを感じるボディ、少し分厚くフィット感のあるネックや温かみのあるふくよかなサウンドが特徴のベースです。こちらも目にした事のある方は多いのではないでしょうか!
プレシジョンベースはピックアップはZ型のものが一つ搭載されているだけで、ジャズベースと比べると汎用性は劣るかもしれません。しかしながらこのふくよかなサウンドはジャズベースでは決して出ることのない唯一無二の個性です!またコントロールもボリュームにマスタートーンのみとシンプル。決して使いにくくはありません。これが好みだ!という方も多いはず!また主観にはなりますが、ジャズベースに比べ軽量な個体が多い印象です。平均で4kg程度と決して軽くはない楽器ですから、長く続けるとなれば体への負担も相当なもの。重さも十分に楽器選びの基準になり得るでしょう。

下記はジャズベースとプレシジョンベースをスペックで比較した表になります!
初めはピンとこないかもしれませんが、なんとなくこんな感じなんだなと思っていただければ幸いです!ぜひお役立てください!
(※今回は最後にご紹介するFender PlayerⅡシリーズにて比較しております。)

ジャズベースプレシジョンベース
ボディアルダー(左右非対称なデザイン)アルダー(くびれの位置が左右対称)
ネックメイプル Cシェイプ(全体的に狭く薄め。握りやすく扱いやすい)メイプル Cシェイプ(やや厚く太め。フィット感◯。モデルによる差が大きい)
指板ローズウッド(茶色)orメイプル(白)ローズウッド(茶色)orメイプル(白)
ナット幅38.1mm。スタンダードで細め。41.3mm。やや幅広め。
ピックアップ
サウンド
Alnico 5 Single-Coil
シャープでメリハリのあるサウンド。最近の邦ロックであればこれで間違いなし!
Alnico 5 Split Single-Coil
暖かく柔らかいサウンド。優しいニュアンスからゴリゴリのロックサウンドまで◯!

3.その他
ここまで2種類のベースを紹介してきましたが、その他にもエントリーラインのベースは多数ございます。そちらを一気にご紹介!

PJベース

MM(ミュージックマン)・StingRay

こちらでは「どんなのがあるのかはわかったけど、どう選んでいいかわからない…」といった方向けにエレキベースの選び方についてご紹介いたします!

いきなりですが結論から!
本ブログでは後にも先にも色々と述べていますが、ずばりルックス最初は見た目で選んでしまって問題ありません!
もちろんどういったタイプのものを選ぶのか、どういうサウンドが出るのか、ご自身の体格に合っているか等々ポイントはたくさんございます。しかしながらこれらは全て「どちらかといえば確認しておいた方がよい事」程度に過ぎないというのが個人的な考えです。ネックシェイプ等どうしても相性が重要な項目もありますが、どうしたって触っているうちに慣れてくるもの。たとえ体が小さくても、通常サイズのベースで基本的には問題ありません。
そういったことよりも部屋においてあるだけで「可愛いな…」「カッコいいな…」と思えること。ライブやスタジオに出かけたとき、思わずアンプと並べて写真を撮ってしまうこと。そういった機能面以外の事項が、今後長く続けていくことに繋がると考えています。
しかしながらご予算の面も大きな判断要素です。最初の一本に何十万も使うのは…と考えるのは当然のこと。残念ながら楽器自体の値上がりもあり、中々高価なものに手を出すことも難しいところでしょう。そのため総合すると「ご予算の中でルックスが一番好みのもの」を選ばれることおおすすめいたします!

こちらも結論から申し上げます!アリですね!
昨今は5弦ベースでないと弾けないような曲も増えてきており、そういった曲から音楽に興味を持つ方も一定数はいらっしゃることでしょう。
ただし残念ながら、その難易度の高さからまだまだ敬遠されることが多いことも事実です。4弦ベースに比べてネック幅が広い、ミュート(余計な音がならないようにする技術)が難しいなど、実際4弦と比べても難易度は高めと言わざるを得ません。
しかしながら当然メリットもたくさん!先述した通り5弦ベースでないとコピーできない曲も増えてきた現状、5弦を1本持っておくことは決してマイナスにはなりません。またネック幅等の問題も、もちろん一概には言えませんが「慣れ」の部分が大きいでしょう。いずれも練習次第です!そして何よりカッコいい!一目でルックスが刺さったのなら、弦数はあまり大きな問題ではないと考えます。
またこちらは持論にはなりますが、「大は小を兼ねる」とはよく言ったもので、例えば4弦ベースから5弦ベースにチャレンジする場合に比べ、5弦ベースから4弦ベースに持ち帰る場合のほうが圧倒的にスムーズに対応できるケースが多いように思えます。もちろん私の主観になりますので、個人個人のご意見があることは重々承知しておりますが、「5弦ベースのハードルは思っているより高くないよ」ということが伝われば!と思っております!

最後に担当の考えるエントリー向けのオススメモデルを一挙紹介!
ここから始めれば間違いない!というモデルを厳選いたしました!

YAMAHA BBシリーズ

まずはこちら、コスパ最強のBBシリーズです!
PJタイプで汎用性の高いサウンドメイキングに加え、最も安価な234シリーズ、中価格帯の434シリーズ、アクティブサーキットを搭載した734Aシリーズ、プロユースのBBPシリーズまで価格帯も幅広く展開しております!
また全モデルに5弦モデルが存在することも推しポイント!この価格帯としては破格のクオリティには舌を巻くばかりです!丸みを帯びたデザインも愛らしいですね!
個人的にはBB234シリーズが安定どころ、もう少し予算があるようでしたら434シリーズ、更に予算に余裕があり汎用性を広げたい!この一本を永く使いたい!とお考えでしたら734Aシリーズをオススメいたします!

当店のYAMAHA・エレキーベース在庫はこちら!

Fender PlayerⅡシリーズ

お次はこちら、FenderによるPlayerⅡシリーズ!
今回ご紹介するラインナップではBB734と並び10万円に乗るモデルになりますが、クオリティは一級品!2024年に無印のPlayerシリーズからアップデートされ、クオリティが大幅に向上しました。
伝統的なスタイルで十二分なスペックを兼ね備えており、エントリーとしては若干割高に思われるかもしれませんが、永くご使用できる点は非常に魅力的な一本です!トラッドなカラーはもちろんパステルカラーもキュートですね!

当店のPlayerⅡシリーズ在庫はこちら!

Aria ProⅡ RSBシリーズ

最後はこちら!日本の老舗メーカーの一角、Aria ProⅡよりRSBシリーズ!
ジャズベースタイプをモチーフに、24本のフレットを搭載するなど汎用性の高さを向上させたモデルです!
また全体的に軽量で小ぶりなボディシェイプも魅力的!体格や手の大きさでお悩みの方にもオススメです!
シースルーで杢目が見えるデザイン+木製のピックガードというルックスもクールですね!

当店のRSBシリーズ在庫はこちらから!

下記は各モデルの比較になります!

Fender Player Ⅱ ジャズベースYAMAHA BB234Aria ProⅡRSB-700/WP(4弦)
ボディアルダー(左右非対称なデザイン)アルダー(左右非対称。丸みを帯びた特徴的なデザイン)アッシュ(左右非対称。シャープで小ぶりなデザイン)
ネックメイプル Cシェイプ(全体的に狭く薄め。握りやすく扱いやすい)メイプル シェイプ記載なし
Fenderに比べやや厚めで角度がある。
メイプル+ウォルナットの5pc(混合)。Fenderと同等の薄さ。やや角度あり。
指板メイプルorローズウッド。フレット数20。ローズウッド。フレット数21。ローズウッド。フレット数24。
ナット幅38.1mm。スタンダードで細め40mm。グリップ好感触。39mm。Fenderと大差無し。
ピックアップ
サウンド
Alnico 5 Single-Coil
シャープでメリハリのあるサウンド。最近の邦ロックであればこれで間違いなし!
YGD V3 P/J
暖かさとタイトさを併せ持つサウンド。可愛い見た目と裏腹にロックもイケます!
MJB-1
輪郭のクッキリとした使いやすいサウンド。取り回し、汎用性共に抜群!

今回は以上になります!いかがでしたでしょうか…!
拙いところもあったかと存じますが、少しでも最初の1本を選ぶための一助になることができていれば幸いでございます!
もちろんお問い合わせも随時受け付けておりますし、店頭にてお聞きいただいてもご説明させていただきます!

当店の全在庫リストはこちらから!ぜひご覧くださいませ!

店舗情報

イシバシ楽器御茶ノ水本店

OCHANOMIZU HONTEN

〒101-0062

東京都千代田区神田駿河台2-2

TEL:03-3233-1484

営業時間:11:00 ~ 19:00

アクセス:【JR】御茶ノ水駅(徒歩1分)

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