YamakiとWashburn

その昔、コラボ?してました

2019-08-24 (おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!

ながいお盆休みが終わりましたので再開しますよー ←ってオマエがお盆休み取る必要はなかったやろ?!

(汗)ネ、ネタが、、、
で、今回はコレ!
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Yamaki Y50D

いや、久々に真っ当にジャパヴィンしてるギター登場です。

常に新しい構造を取り入れながら良質なフォークギターを造り続けた精鋭集団。
よく入荷するエントリーグレードを手に取っても、グレードを超えたクオリティに毎度感動します。

独特の梁有りのネックジョイント工法は元起き対策として一石を投じましたし、サウンドホール側からトラスロッドを調整できるように備えたのはMartinより先、Gibsonは元々ヘッド側からなので、なんと舶来物の完コピじゃないんです、エライ!

そんなヤマキにもピンキリのラインナップがあり、上は当然ハカランダ単板モノ、貝ギラギラ様が君臨なさっている訳ですが、今回のY50Dは実用的なハイクオリティという点では一つの完成形と言ってよいスペックです。

それが当時と言えども、なんと定価¥50,000!
正直安すぎます!Yamakiさん儲かってません!www

他のシリーズなら安くても¥80,000以上するローズウッドオール単板仕様、仮に原価が安かったとしても、わざわざ¥50,000定価設定して売る必要はないと思います。

いやー商売下手ですねー(愛情w)
更にマホガニーオール単板だと¥40,000定価からって、いくらなんでもやり過ぎです。

それで短命に終わったかは不明ですが、このWOOD CRAFTシリーズにはもう一つ伏線があります。

ご存知の方も多いと思いますが、なんかこのシリーズだけ他Yamakiギターの系譜に属さないルックスのパーツが乗ってますよね。
ピックガードとか、ブリッジに凹みがあるシェイプが全く独特ですね。
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で、ご存知の方、これはWashburnのOEM生産の名残ですよね。

ワッシュバーンに全く同系列のライナップが存在しています。
おもしろいのが、Washburnは全て海外向けと思いきや国内流通もしていて、おそらく時を隔てずにYamakiモデルも出回っていたであろう点です。
今なら商標とかの問題でもっとカッチンカッチンに縛られますね、、、

さて、そのWashburnバージョンですが、本来なら奇跡の同時入荷!にて検証したいところですが、単品毎ならともかく、さすがにそこまで奇跡の出会いは早々ありません(涙)。

ですのでアリモノで記憶を辿ってイメージをお伝えできればと思い、、、
この画像です!
    ↓
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はいっ、ロゴが入っちゃってますのでバレバレですが、アジアメイドのトラベルギターのヘッドです。
こんな感じで先細りの形状になっている点が一番大きく異なる点です。わ、分かってください!

いずれにしても高品質、高スペック、低価格の3高ふ、古い、、、ならぬ高高低を実現した素晴らしいギター群であった訳です。

今回のこの個体も入荷当日にSold Out!ありがとうございます!
だいたい当時定価くらいが相場と思いますが、それでも他に比べると圧倒的に安い!そして良い!
個人的にも激オシのギター、推す前に嫁いでいった訳でございます、、、元気でなぁー

今回買い逃した方、次回こそ見逃さないでください!
このバッファローマークの背中です!
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更にマニアックなYamakiストーリーは、私ごときが語るのも憚られる大重鎮有名サイトにてお調べくださいませー汗汗汗

と語っている間にも
次はWestone入ってますよ!

店舗情報

イシバシ楽器心斎橋店

SHINSAIBASHI STORE

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-13 AH御堂清水町ビル 1F / 2F

TEL:06-6241-1484

営業時間:12:00 ~ 20:00

アクセス:【市営地下鉄】心斎橋駅 出口7 [心斎橋OPA出口] (徒歩3分)

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