検証シリーズ はじめましょう!
2019-05-25 俺(おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!今日は『おさらい』編です。
なぜかというと、先月、大本命の
YAMAHA FG5
がようやく初入荷!したんです。

春の発売開始から初めてですよ。
いかに少量生産で希少かお分かり頂けると思います。
と、いう事で、5月に書いた過去ブログを
↓
今日はイマ一番旬なコレしかないでしょう!

YAMAHA RED LABEL シリーズ
FGシェイプとFSシリーズ、それぞれにピックアップ付きと無し、
更には日本製と中国製がラインナップされています。
2×2×2=8種類が同時リリースされました。
で、ボディシェイプ違い、ピックアップ有り無しは分かり易いのですが、
日本製vs中国製
どこがどれほど、ナンボの違いじゃい!ってとこが皆さん一番知りたいところですよね?!
ジャパヴィン隊は早速調査開始しました!
今回事前情報としてYAMAHAから知り得た情報は、
・ボディ、ネックは同じYAMAHA中国工場製
・日本製はナット、フレット、ブリッジが取り付けられていない状態で輸入され、日本工場にて最終セットアップされる
という事でした。
で、あればここに差があるはず!
まずナット、サドル。
ここは見た目は目を凝らしてもはっきりした違いは分かりません。
ただ、コードを弾いてみると、、、

ジャリーン
おぉ、感触が違う!
特にこのようなFフォームでハイフレットへ進めると、
日本製は全体への力の入れ加減が均一で軽々押さえられます。
対して中国製はやや(ホントにやや、ですが)3、4弦辺りの力量が異なりバランスが違うことが分かります。
ただ、ご注意いただきたいのは、中国製が押さえづらい、いう事は全くなく、国産の精度が非常に高いということです。
これはナットの差です。
フレットは打ち込みを見ても差は感じませんでした。
そして一番違ったのが
ブリッジ

↑ まずこちらが中国製のエッジ部分
そしてこちらが日本製 ↓

どうです?
処理レベルが全然違います!
非常に滑らかで極限まで薄く追い込んでいます。
これは手間隙かけないと無理ですね。
別角度で

角張っているのが中国製
安パイであることが優先されます。

うーん、非常に滑らか、、、
日本製は究極美を追求します。
ただ、ここは音には影響しません。
でも国産を目指す人には満足感の差で後押しになるでしょう。
で、どっちがいいのか?
超個人的思考ドドゥルルルルー
はいっ!
中国製の3シリーズ(FG3、FS3)が断然お得!
場合によってはナットを調整すれば音質の部分は追い付けそうです。
ただ、外観の質感は後処理はなかなか困難です。
ここも含めた満足感は圧倒的に日本製に軍配が上がります。
プレイアビリティ重視なら3
所有欲も満たすなら5
という勝負になりそうです。
あとは実際店頭で、アナタ自身の目で、手で、耳で、確認してください。
<おまけ>

ピックアップ付きモデルですが、店頭展示時にはコントローラーにガイドパネルが装着されています。
これはお買い上げ後外せるのですが、外すと、、、

おぉ、雰囲気はまさに
音も、見た目のジャパヴィン回帰と裏腹に、非常にモダンでハイファイサウンドなんです。
これも、、、、、おっとっと
で、最新のAtmosfeelと名付けられたピックアップシステム。
最高です!今風です!
これは3wayシステムで、まるで
何はともあれ全て素晴らしいギターです
店頭で随時入荷、全機種お試し承ります!
それでは最後に、
先日大先輩の過去画像を無断使用しましたので(汗)、僭越ですが2番を唄わせていただきます!