せっかく入荷したプレミアムな顔ぶれは残しておきましょう
2019-05-04 俺(おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!久々帰ってまいりました。
本日はこちら

YAMAHA LL66 CUSTOM
一世代前の最上位カスタムスペックです。
現行品はハカランダのLL86が頂点に君臨し、LL56が続きますが、10年ほど前はこのローズウッドモデルがトップラインを飾っておりました。
当然カスタムオーダー扱いなので、ヤマハスタッフの方も現物を見たことは1、2回しかないというレアものです。

それが先日まで当店に入荷して鎮座なさっていました。
もちろんお問い合わせ殺到の内にThank you Sold Out!
こういったモデルは在る時に記念撮影し、カタログ画像では知り得ない細部を確認するのが鉄則です。
まずはラベルを

桜井先生のサインと製造日が記載されています。
続いてネック

エンドまで1枚取りの積層構造です。

ヒールの継ぎもありません。
YAMAHAは最上位グレードでも2ピースになっている場合が多く、逆にレギュラー高級ラインくらいで突然1ピースを見かけたりします。
継ぎか否かはサウンド面、外観面にも影響はないというスタンスなのでしょう。
次はボディエンド部

ピックアップは後付けです。
エンドピースがどうなっているか、これは当時の画像でも見えませんし、たまに出る中古でもあまりクローズアップされない部分です。
見てみると普通な感じですが、これも見たからこそ、です。

ブリッジ部です。
ブリッジ台座自体かなりの厚みを持たせており、サドルの出白もしっかり稼いでいるのが分かります。
これで弦高はいたって普通ですので、いかにしっかりしたネックアングル調整がされ、適切なテンションがかけられているかが分かりますね。

バックのインディアンローズウッドが美しすぎる!
ウッドバインディングにアバロンパーフリングという入れ方も贅沢過ぎ!
見て最高!でもやっぱり真髄は弾いて最高!という事です。
いかがでしたでしょうか。
ぜひアナタの魚拓コレクションに加えてやってくださいませ。
これだけの上物はなかなか入荷しませんが、入荷すればいち早くWEBで表出しますので、次回チャンスがあれば迷わずカートへ入れて下さい。
今もリアルタイムで在庫が変動しています。
常に目を光らせましょう!