【第二回】ロックンロールギターズ
2015-05-30 何がロックなのか、どれがロックギターなのか第二回は、これぞロック!! Gibson フライングV どどーーん (T0T)/
1958年よりギブソンの新しいデザインとして発表。
その斬新過ぎるフォルムにより当時はあまりにも売れなったとか・・・
しかしながら、同じ頃フェンダー社が斬新なモデルを発売していたので、
それに対するものとも考えられております。
凄い対抗心!!ロックですね!!
ではでは、ざっと当時の仕様を説明いたします。
うーーん、まずは、なんと言っても特徴的なヘッドロゴ!!
フラスティックで形成された立体のGibsonロゴ!!
コレはかなりカッコイイです!!
大体bとsの間で割れていますが・・・ロック!!

参考画像です。
忘れてならないのが、ネックとボディに使用されている、
アフリカン・リンバウッド(通称コリーナ)
黄色味がかっており、重量も軽く、トーンが美しい。
近年、使用頻度が減ってきておりますが、気になる材料です。
ネックジョイントに関しても、工夫がされており
フロントとリアP.Uの真ん中辺りまでネックジョイントを伸ばすことにより、
22フレットジョイントで弾きやすく、ネックの耐久性も高めております。
パーツも特徴的で、裏通しされた弦を表部分で支えるゴールドVプレート!!ロックだな!!

参考画像です。
ボディサイド部分に取り付けられた滑り止めのゴム!!まぁー滑ります!!
すなわち立って弾くべし!!これぞロック!!

参考画像です。
一旦、63年で製造が終了。
66年後期より再生産が始まります。
では、皆さん憧れの1967 フライング Vについて、
新スタイルのフライング V!!
ボディは68年まで、1Pマホガニーで、
ネックは69初頭まで、1Pマホガニー
ジョイント部分も17フレットジョイントに変更され、
ヘッド角度も17度から14度に変更、
フィニッシュも、チェリー、サンバーストとお馴染みのカラーが登場します。
現在は、この年代のモデルが主流になっており、
Gibsonには、無くてはならないモデルとなりました。
皆さんも、自分にあったフライング Vを手に入れ、
レッツロックンローール!!
Gibsonフロア
スペシャリスト和田でした。