102VとUSA期102と現行102を見比べてみます!
2015-02-08 「パーツの人」でございます。今回はGroverからの新商品、USA期の形状を意識した102Vシリーズをご案内いたします!
さて、この102Vシリーズですが、
「1960?70年代に存在したミルクボトル・スタイル、いわゆるGroverUSA期の形状を持ったロトマティック・マシンヘッドが、この102Vシリーズです。」
とあります・・・。いわゆる現在よく見るGrover102はUSA期よりも後のアジア生産のペグで、形状も大きく異なっています。これはこれでアリなのですがUSA期の雰囲気が好きな方にはなかなか難しいところでした。
が、そこに満を持して(かどうかは不明だが)USA期の形状を意識したという「102Vシリーズ」がリリースされました!
という訳で、今回は資料用サンプルのUSA期102と現行102、そして102Vを画像で比較してみたいと思います!ちなみにUSA期に限らず時期によって結構ディテールが違うのですが、今回のコーナーではこのサンプルをUSA期代表とさせていただきます。ご了承くださいませ。m(_ _)m

まずは正面からのショット。うーん似てます。正にグラマラス!ボンッ!・キュッ!・ボンッ!といった感じですね(笑)。それに比べ現行102は広く使用され見慣れている寸胴な感じの形状ですね。

側面からです。ここはやや見た目が異なりますがそれなりにイイカンジではないでしょうか?黒い部分がもう少し太ければと欲が出てしまいます(笑)。こうなると現行102は全体的に102というよりも104の雰囲気に近い感じがしますね。

ボタン部分のアップです。USAはマイナスネジで一段掘り下がった所にあります。現行102及び102Vはプラスの丸皿頭のネジが使用されています。またボタンのエッジ部分の角ばり度合いが違いますね。USAはより鋭角、102Vも現行102よりもややシャープな形状になっています。現行102と同じボタンを使ってきてると思ってましたが良い意味で以外でした。

裏側です///。・・・こちらも102VはUSAに似ていますね。文字の違い以外ではヘッドにガッチリと固定する為の突起が無い事ぐらいでしょうか。グッドです!

最後にナットとワッシャです。ここは102Vも現行102と同じ物でした。
という訳で3種のGrover102を見てまいりましたがいかがでしょうか?102Vシリーズは細かな違いはあれどなかなかUSA期が持つフィーリングを捕らえられていると思います。これならそれほど違和感なく交換が可能かと思いますし、最近のギターでもよりヴィンテージフィーリングに近づけた改造にも対応できそうです。
ちなみに102VシリーズはルックスはUSA期に近いのですが、ギア比は現代的な18:1にパワーアップしていますのでより高精度なチューニングが期待できちゃいます。ただ個人的にはやはりこのグラマーなルックスを持ったGroverが復刻したことが一番ですね!なんというか・・・、ペグなんです、ペグなんですけどカッコイイ!そんな感じです(笑)。
御茶ノ水本店 AB-Partsへご来店をお待ちいたしております!!
それでわ!
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