歌ごころ溢れるハイノートヒッター、メイナードファーガソン。ホルトンのシグネチャーモデル入荷!
2014-09-26 ババン!堂々たるこの雄姿!
そうですあのメイナードファーガソンシグネチャーモデル、ST-307Sが入荷致しました?!

このモデルの特徴はなんと言っても肉薄、ボアやや太め。
ばっこーーんと鳴らすのにもってこいなモデルなんですね?!
とりあえずバックのストラッドと並べてみましょう。

コレだけじゃ全くわかりませんね!()
というわけで2番管だけ抜いてみましょう!何事も比較してみない事にははじまりません!

左がST-307S、右が普通のストラッド180ML37/25です。
んん!!結構薄いですね!ノギス(私物)で測ってみると、ST-307Sは0.3mmくらいでボアは12.0mm・・・ですね。
ストラッドは0.5mmのボア11.7mmくらい。
管厚半分、とまではいきませんが大きな違いです。
そしていつものようにベル測定・・・
手で触っただけでなんとなくわかるんですが、やっぱり測るのが楽しいんです(笑)

ST-307・・・124.5mmくらい

こっちは122mmですね。誤差が大きそうですが気にしません。
そしてなんとこちら。

(下側がST-307Sです。)

そう、ケーシングがちょっと手前に来てるんです。
なぜこうなってるのかまでは判りませんでしたが・・・
こうすることによってベルが若干短く取れますし、ベルのテーパーをガッツりかけかったのでしょうか?
ベルの根元はそこまで太くないので、ってことはやっぱりフレアのテーパーを稼ぐため・・・?
なかなか不思議なモデルです!
実際に吹いてみると管体のライトなウエイトとは裏腹に軽薄さを感じません。
なかなかしっかりとした吹き応えです・・・!
あのハイノートヒッターの好みはこういう楽器だったのでしょうか?
(ヤマハのエリック宮代氏のモデルも大きめのベルでしたね)
まあ、メイナードさんは楽器は何でも構わんよ、みたいなタイプだったかもしれませんが。笑
さておき、そんな面白楽器がウインドパルに入荷中です!
気になる方はお気軽にご来店下さいませ!
担当こばやし