このブログでは渋谷店に入荷しました珠玉のヴィンテージ商品をご紹介していきます。
1962年製、Gibson J-200が入荷しました。
1937年にGibsonアコースティック最高峰のモデルとして登場した、J-200。1950年代にSJ-200(SJ:Super Jumbo)を改名しJ-200となりました。
17インチ・サイズの大型ボディ・シェイプはGibsonフラッグシップモデルのL-5から受け継いだ、迫力あるサウンドを奏でます。
当記事の写真は高解像度画像となっております。画像をタップして拡大して細部までご確認いただけます。















ボディトップにはスプルース、バック&サイドはメイプル、ハカランダ指板&J-200の特徴とも言えるハカランダ材のムスタッシュブリッジ、3ピースメイプルネック、クルーソンキーストンゴールドペグ、ラージピックガード、ナット幅は約42mm、17インチの大型メイプルボディを力強く鳴らす25.5インチ(647.7mm)を採用。
戦前に誕生したSJ-200は当初バック&サイドにローズウッドが仕様されておりましたがメイプルに仕様変更し、J-200のスタイルとしてプレイヤー達に愛用されていました。
本機は前述の通り1962年製の一本で、60年代の仕様に見られるアジャスタブルサドルやチューンオーマチックサドルが採用されていた年代の一本。
サドル部はチューンオーマチックサドルからストレートサドルの仕様へ変更されております。
ボディ、ネックなど全体を通してウェザーチェックが発生しヴィンテージの雰囲気を漂わせておりますが、ウェザーチェック上からオーバーラッカーがボディとネックに施されております。
ネック&ボディバインディング再接着、ブリッジ再接着、ピックガード再接着、ブレーシング再接着、ネックヒール部ストラップピン増設、ネックリセットが行われており、ボディ全体のコンディションやプレイコンディションは抜群です。
エンドピン穴はピックアップ取付の為に拡張されており、穴径に合わせた木製のエンドピンが取り付けられております。ネックブロック部にもピックアップのバッテリーボックスを取り付けていた形跡がございます。
ボディ全体を通して割れ修正の形跡がなくボディのコンディションが綺麗に保たれており、演奏性も非常に高いことから、プレイヤーに是非手に取ってもらいたい一本。
サウンドは乾いており、ピッキングに対してレスポンスが良く、J-200ならではの遠鳴り感や打楽器のようなアタックを存分にお楽しみいただけます。
※ブラウンハードケース付属
【Vintage】GIBSON / J-200 Sunburst 1962年製 【渋谷店】
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