このブログでは渋谷店に入荷しました珠玉のヴィンテージ商品をご紹介していきます。
1967年製、Martin D-18が入荷しました。
アコースティック・ギターの定番機種であり、数々のプレイヤーが最後の愛機として使用した”Martin D-18”。
使用の変更が多々あった60s Martinですが本機は、スプルース・トップ、マホガニー・バック＆サイド、ハカランダ・指板＆ブリッジ、ノンスキャロップ・ブレーシング、丸みを帯びたヘッド、グローバー・ロトマティック・チューナー、埋込式ショート・サドルといった60年代後半の仕様となっております。
トラスロッドについては67年よりTバー・ロッドからスクエア・ロッドに仕様変更となっている為、断定は出来かねますが67年代後半のシリアルであることからスクエア・ロッドである可能性が高いと判断しております。
コンディションやプレイアビリティを保つために、サドル＆ナット交換、フレット交換(擦り合わせあり)、ネックリセット、指板修正、ブリッジ再接着、ブリッジピン交換、ブレーシング再接着、バインディング再接着が行われております。
ブリッジ下部ボディセンター、ボディ・バック6弦側エンド付近、ボディ・サイド1弦側くびれ部に割れ接着修理が行われており、しっかりと接着修正が行われていることから問題なく演奏をお楽しみいただけます。ボディトップの膨らみも殆ど無く、ネックもフラット状態を保っておりますが、弦高が低めにセッティングされております。
6弦側6フレット付近に指板木部欠けがございますが、演奏上問題なくお使いいただける為、修正等行われておりません。
ボディ全体を通してウェザークラック、打痕、擦り傷など起こっており、ローフレット辺りにはしっかりと引き込まれてきたことが伺える指板の削れが発生しているなど、年代相応の貫禄を持つこちらのD-18。
成熟したサウンドとルックスを兼ね備えたプレイヤーライクなヴィンテージ・マーティンでございますので、マーティン・アコースティックのあのサウンドで音楽を楽しみたい方に是非お楽しみいただきたい一本。
※非純正ハードケース付属
【中古】 MARTIN / 1967年製 D-18 【渋谷店】
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