心震えるぜブラックガード!!ユニークかつオリジナリティに溢れたRSギターラインナップの中でも、真骨頂というべきブラックガードモデルが入荷しました!!
2021-08-08 まいど!!お世話になります。イシバシ楽器 梅田店 寺井でございます。
暑い夏を乗り切ろう！ということで、先日妻にバリカンをかましてもらいました。
バリカンをお持ちの方はご存知かと思われますが、アダプターを使用する事で毛の長さを調節します。ですが、妻がアダプターを付け忘れてバリカンをかましてくれたため、現在毛の長さが人生最短でございます。
散髪直後の朝礼で店内がざわつきましたが・・・、この暑さでも頭周りはスカーっと気分爽快です！毎日がアゲアゲ（死語）でございます。
というわけで、弾くたびに気分を爽快にさせてくれる逸品をご紹介します!!
RS GuitarWorks Slab Blackguard II Butterscotch Blonde Heavy+++ 【s/n:RS1220-10 weight:2.5kg】￥495,000（税込）
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米国ケンタッキー州ウインチェスターを拠点とし、ジョー・ウォルシュやジョー・ペリーといったレジェンドギタリストも顧客に名を連ねるRSギター!!
ユニークかつオリジナリティに溢れたラインナップの中でも、RSギターの真骨頂というべきブラックガードモデルが入荷しました!!
上記インタビュー内でも語られていますが、ビンテージテレキャスターの中でも最初期を示すブラックガード、なんと200本以上もリペアに携わったとのこと!!
ブラックガードに精通したRSギターが送り出す、まさに気合を感じる逸品です!!
前回のブログでご紹介した“Workhorse”は、ある一定数のギターフリークの琴線を響かせるような、RSギターの遊び心を感じるモデルでしたが、この“Slab Blackguard”は見た目からしてビンテージに対するリスペクトを存分に感じます。
P.Uもリンディ・フレーリンの特注品、ポットやコンデンサーもオリジナルとサウンドに直結する部分もこだわり抜き、プロアマ問わず多くのビンテージユーザーから大きな評価を得ています。
ギターのリフィニッシュやビンテージギターのリペアを通じて、レリック加工は非常に定評のあるRSギター。そのレリック具合をじっくり見てみましょう・・・。
いやぁ、たまらんばい・・・。
肉眼で見た印象に近付けるため、店内蛍光灯下で撮影しました。くすんで見えるのは照明の加減であり、汚れではございません・・・。
フェンダーを始め、ギター工房の激戦区であるカリフォルニア州は塗料についての厳しい規制がありますが、RSが本拠地とするケンタッキー州は規制がなく、より塗装を追求できるというのも大きなポイントです。
先程のインタビュー内でも語られておりますが、塗装はダイレクトにサウンドに影響するため、RSギターでも特にこだわっていることがよくわかります。
ピックガード下にもギンギンにウェザーチェック入ってます。アガるわぁー!!
ジョイント部もワイルドな仕上がりとなっております。「ジョイントずれてるじゃん!?」と思うなかれ、あえてこのスタイルで仕上げているのです。
50年代初頭のフェンダーテレキャスターもボディ側にわずかなスペースがはみ出た個体が多く、製造工程上おきていた事象だと考えられます。まだ黎明期と言う事で、もちろん今ほど設備もなくノウハウもない時代ですから、試行錯誤していたのでしょう。
数多くのブラックガードのリペア実績を持ち、知り尽くしているRSギターはあえてこのジョイントで仕上げております。
ネックシェイプはやや肉厚で、個体差かもしれませんがWorkhorseに比べて少しスリムな印象です。指板が10”Rとフラットでローアクションにしやすいため、弾きにくさは感じません。
ネック裏の黒ずんだ感じや、指板のレリック具合もいい感じです♪
ネックの木取りは追い柾目-板目となり、強くピッキングした際の暴れるようなニュアンスがたまりません。
CTSと共同開発したSuper Potを搭載。一般的にポットのカーブは代表的な計算式や電気理論を基に導き出されますが、Super Potは耳で聴いて心地良いポイントをデータ化し、そのデータに基づき作製されております。
さらにポットの個体差も逐一チェックし、基準を満たしたもののみ使用するというこだわり様です。
テレキャスあるあるのジャック抜け、ばっちり対応済みです!!
ジャック抜けは見た目の割に直すのに手間がかかり、楽器屋さん泣かせでございます。
このジャックを見ただけで、「RS 最高！RS 最高！」「オマエもRS最高と叫びなさい!!」と声に出して言いたくなります（？）
というわけで、RSギターの真骨頂であるブラックガードモデル、肝心のサウンドはどうなのか・・・？気になりますよね？
ではでは、Let's サウンドインプレッション♪
梅田店で最もギターを弾く男、リペアスペシャリスト土元によるインプレッションです。
RS Guitarworks Slab Blackguard II サウンドインプレッション♪https://t.co/t0hrjZs8mF pic.twitter.com/d1FcfjydbN
— イシバシ楽器梅田店 (@1484umeda) July 27, 2021
土元「軽量な分、コードで鳴らしてもモタらずにすっきりしておりますが、決して出力不足ではなく、美味しいポイントがしっかりと鳴っていますね。各ポジションで鳴らしましたが、どれも使える音となっており、なかでもリアP.Uのサウンドは秀逸ですよ!!この手のギターのサウンド指標となるリアP.Uですが、煌びやかでありつつも決して耳に痛くなく、本当に使えるサウンドです。」
RS GuitarWorks Slab Blackguard II リアの音良すぎるため、試しに歪ませたらもうサイコー！https://t.co/t0hrjZs8mF pic.twitter.com/hZF5JI1HC7
— イシバシ楽器梅田店 (@1484umeda) July 27, 2021
土元「このリアP.Uのサウンドを聴いた以上、もう歪まさざるを得ません（笑）このパワフルなサウンド、心のエンジンがフルスロットルです!!良質なテレキャスターならではのリアサウンド、このパワフルさを体感すると、ジミーペイジやジョーウォルシュといった、レスポールの名手たちがテレキャスターも愛用した理由が分かるような気がします。」
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ではでは♪
