数多のビンテージリペアの経験から生み出された、オリジナリティ溢れるラインナップの数々、なかでもこれぞ RSギターと呼べるWorkhorseが入荷しました!!
2021-07-14 まいど!!お世話になります。イシバシ楽器 梅田店 寺井でございます。
本日は7月14日、ペリー上陸記念日でございます。
あの黒船が江戸湾の浦賀沖に現れ、ペリー提督が上陸したのが1853年7月14日とのこと。歴史好きにはたまらない記念日でございます。
太平のねむりをさます上喜撰 たった四はいで夜もねられず
当時の騒乱たるや、想像を絶しますね。
ペリー来航より110年余りで新幹線が走り、ビートルズが来日するのですから、近代史のスピード感はマジでキックスタートマイハート!!（？）
というわけで、俺たちのねむりをさますエレキギター、大興奮間違いなし黒船クラスの逸品が入荷しました!!
RS GuitarWorks Workhorse Butterscotch Blonde Heavy+++ 【s/n:RS1220-13 weight:2.26kg】￥462,000（税込)
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米国ケンタッキー州ウインチェスターを拠点とし、ジョー・ウォルシュやジョー・ペリーといったレジェンドギタリストも顧客に名を連ねるRSギター!!
数多のビンテージリペアの経験から生み出された、オリジナリティ溢れるラインナップの数々、なかでもこれぞRSギターと呼べるWorkhorseが入荷しました!!
ちょうどこの画像を撮影しているとき、お客様より「え？これって売り物ですか？」と率直なご感想を頂きました。
ピックガード無いし、ネジは刺さったまま。キャビティがはみ出ているピックアップ、使い古した様を表現したレリック加工・・・。一度このギターを好きになればもう全てがたまりません!!
アメリカでは古いトラックなど、見た目が素朴であったり、使い古されていても良い仕事をするツールをWorkhorseと呼ぶそうです。ギブソンJ-45の愛称としても有名ですね。
RSギターでも当初はジョークのつもりでアイディアが出たけど、仕様を固めていくうちに他にないオリジナリティ、サウンドの素晴らしさが評価され、今やメーカーを代表する1本として有名なモデルです。
RSギターユーザーの長岡亮介氏がWorkhorseを評するコメントの中で、
-誤解を恐れずに言えばドレスアップというよりは敢えてのドレスダウン。クルマやバイク、ファッションの世界なんかではこういう事ほもうとっくにやられていたけれど、ギターでは初めてお目にかかりました。面白いねえ。-
という、このギターについてとても的を得たコメントをしております。
P-90はリンディーフレーリンの特注モデルを搭載。
プロト作製時に複数のピックアップを試したそうですが、最終的にサウンドでP-90となったそうです。
1ボリュームノブという潔さ全開の仕様ですが、ミニスイッチでトーンをある程度絞った絶妙なニュアンスを出力可能です。
サドルもそれぞれ異なる素材である点も要注目!!
ネックシェイプは太めで握り応えがありますが、指板が10”Rとフラットでローアクションにしやすいため、弾きにくさは感じません。
ネック裏の黒ずんだ感じや、指板のレリック具合もいい感じです♪
ジョイント部もワイルドな仕上がりとなっております。「ジョイントずれてるじゃん!?」と思うなかれ、あえてこのスタイルで仕上げているのです。
50年代初頭のフェンダーテレキャスターもボディ側にわずかなスペースがはみ出た個体が多く、製造工程上おきていた事象だと考えられます。まだ黎明期と言う事で、もちろん今ほど設備もなくノウハウもない時代ですから、試行錯誤していたのでしょう。
数多くのブラックガードのリペア実績を持ち、知り尽くしているRSギターはあえてこのジョイントで仕上げております。
CTSと共同開発したSuper Potを搭載。一般的にポットのカーブは代表的な計算式や電気理論を基に導き出されますが、Super Potは耳で聴いて心地良いポイントをデータ化し、そのデータに基づき作製されております。
さらにポットの個体差も逐一チェックし、基準を満たしたもののみ使用するというこだわり様です。
ギターのリフィニッシュやビンテージギターのリペアを通じて、レリック加工は非常に定評のあるRSギター。そのレリック具合をじっくり見てみましょう・・・。
いやぁ、たまらんばい・・・。
ボロ好きの心をくすぐるナイスなルックス、特にダメージの再現についてはそこまでやるか!?とびっくりするほどですが、このワイルドさがたまりませんね!!
フェンダーを始め、ギター工房の激戦区であるカリフォルニア州は塗料についての厳しい規制がありますが、RSが本拠地とするケンタッキー州は規制がなく、より塗装を追求できるというのも大きなポイントです。
ギターのサウンド形成において大きなポイントとなる塗装。ルックスもさることながら、素晴らしいサウンドです。是非一度チェックしてみて下さい。
というわけで、RSギターを代表するワイルドな逸品、肝心のサウンドはどうなのか・・・？気になりますよね？
ではでは、Let's サウンドインプレッション♪
梅田店で最もギターを弾く男、リペアスペシャリスト土元によるインプレッションです。
RS Guitarworks Workhorse サウンドインプレッション♪
— イシバシ楽器梅田店 (@1484umeda) July 10, 2021
アティテュードがビンビンやでぇ！https://t.co/vr7wAbvU57 pic.twitter.com/IcesS9CS55
土元「2.26kgと非常に軽量な為、弾く前は低音域が少し物足りないかもと想像しましたが、実際に鳴らしてみるとまさにトゥワンギー!!ギターサウンドの美味しいポイントがしっかりと響いております。クリーンの乾いたニュアンスはビンテージを彷彿とさせますし、ドライブした時はP-90ならではの粘りが絶妙で、さすがはWorkhorse!!こちらのピッキングに応えてくれる、あたかも乗りこなすような感覚がたまりませんね。心のエンジンがフルスロットルです!!」
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ではでは♪
