担当者イチオシの2台をご紹介!
2019-09-12 サボってないぜっ!エフェクター担当のミツケです。

前回に引き続き・・・
ロックの殿堂、ヴィンテージ・ファズフェイスのご紹介です。
今回はこの2台にスポットを当てたいと思います。

DALLAS-ARBITER / FUZZ FACE BC108C
¥218,000- (tax in)
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BC108C、シリコントランジスタを搭載したファズフェイス。
筐体はエンボスが入ってますので69年以降、それに近しい1台と推定できます。
シリコン独特の荒々しくノイジーなサウンド。ゲルマには無い暴れっぷりですね。

この個体ですがパーツ交換は多いです。(先に言っておきます。
ただ、スイッチ、ポットなどの消耗パーツ、ハンダ修正は50年程の間
使用されてきたと考えると仕方ないのではないでしょうか。
2つあるトランジスタは1つが交換、残り1つは足に金メッキがされているので
オリジナル、テレフンケン製のトランジスタです。
BC108Cのファズフェイスといえばやはりジミヘンになるわけですね。
70年頃のジミヘンサウンドはこのBC108C搭載のファズフェイスのサウンドとされています。
ちなみに現在販売されているシグネイチャーモデル『JHF1 Jimi Hendrix Fuzz Face』に
使われているトランジスタはもちろんBC108です。
踏んだ瞬間にやってくる荒くれた激しい感じ。あと、ノイジー。
ただ、ノイズさえもカッコいい。ノイズだって1つのプレイになっちゃう。

DALLAS-ARBITER / FUZZ FACE NKT275
¥398,000- (tax in)
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NKT275、ゲルマニウムトランジスタを搭載したファズフェイス。
筐体は第2期、『DALLAS-ARBITER・ENGLAND』となっている点からみて68年製、
ゲルマニウム搭載期の第3期にあたる過渡期の1台です。
ゲルマでしか表現できない図太いサウンド、絞った時のクリーンとかもう圧巻。

こちらの個体もパーツ交換などあります。(それがどうした。
肝心のゲルマ、NKT275は2つともオリジナルですのでご安心ください。
こちらも当然、ジミヘンってなりますよね。
ストラトでこのファズフェイス踏んだらそういうこと。(キッパリ
弾いた後にジミヘン聴いてたら店長にオススメされた
『Miami Pop Festival』の音源を聴いたら・・・コレ!この音!
(この時、NKT275のファズフェイスを使っていたかはわかりませんが・・・)
それからこの音源を何ループしたのでしょうか・・・(いつもより音量上げめで
この個体、お世辞抜きにめちゃくちゃ良いです。(個体差、好みがハマった感じ
年に1度あるかないかの弾いた瞬間に笑ってしまう感じ。たまらん・・・。
(わざわざ自分のストラト持ってきて弾いたら・・・買いそうになった。汗)
ゲルマ独特の図太いサウンドはもちろん、適度な歪み量と抜け具合、
理想でしかなかった欲しい部分がバランスよく出てる。(あと込み上げてくる感情・・・
担当者を本気にさせた1台。正直パーツ交換とかどうでも良いと思わされましたね。
というわけで2台をご紹介させて頂きましたがどうだったでしょうか?
『実際弾いてみんとねぇ?』ってなると思われる方もいらっしゃるでしょうが・・・
(ワタクシの文章力では良さが伝わりきらんのかな・・・。すいません。汗)
でもですね。今週末は3連休なわけですよ。(いえ?いっ!
この3連休は当店にあるファズフェイスを弾く絶好のタイミングだと思いませんか!
思いませんか!というかそういうタイミングにしてください。(笑
(それまでに売れている場合はすいません・・・)
これだけ言うてますが実はワタクシ店頭には基本おりません・・・がっ、
呼んで頂ければすぐに行ってそのままマーシャルのクランチにインプットしますので!(笑
それでは週末の3連休にお会いしましょ?!
最後までご覧いただきありがとうございました!