レギュラーのロープロファイネックと近年リリースが続くファットネック
2018-06-29 本日もGibson Acoustic 元気に入荷しました!
その中から似て非なる2本をご紹介!

Gibson 1960s J-45 Wine Red 2018

Gibson 1960s J-45 Wine Red Red Spruce 2018
モデル名から分かるのは、
トップ材がノーマルのシトカスプルースかレッドスプルースか、
という事ですね。
他にはピックガードがロゴ入りか、カラーも少し違います。
また、サドルがノーマルストレートかアジャスタブルサドルか、という点もあります。
とまぁどっちもギブソンJ-45が最盛期を迎える1960年代を意識し、
その中でも最終期に存在したレアカラースペックを意識したモデルとなっています。
どっちもドンズバでない感がギブソンらしいといえばらしい、、、
サウンドもやはり違うものになり、
見た目で決めるか?音で決めるか?
悩ましくも楽しいところです。
さて、今回注目したいのは、、、
ネックグリップ
この2本で随分違うんです。
演奏性において重要な部分で選択の判断基準に大いに影響する部分です。
ではそれぞれ見ていきましょう。
まずは1960s J-45 Wine Red 2018

Eコードを押さえたイメージです。
続いて1960s J-45 Wine Red Red Spruce 2018

どうです?全然違うでしょ?!って言いたいんですけど
全っ然分からないでしょ?!(笑)
コレ撮影した本人が画像加工時どっちがどっちか行方不明になりましたから、、、
でも、グリップ感は全っ然違うんですよ!明らかに!
さぁ、どうやってお伝えしようか、どうやればお伝えできるか、
試行錯誤3分ほど短!
これでどうでしょう!

2フレット真上から親指と人差し指でクルッと握ってみました。
まずこっちが1960s J-45 Wine Red 2018です。
続いて1960s J-45 Wine Red Red Spruce 2018

やった!全っっ然違う!!!
親指の先と人差し指の爪の辺り部分を見てみてください。
こんなに違うんです。わざとキツク持ったりユルク持ったりしてないですよ!ホントに!
イメージとしては1960s J-45 Wine Red Red Spruce 2018は1950年代のヴィンテージのグリップ感に近いです。1960sって言ってるけど、、、
もっと古いベースボールバットネックと言われるほどエグイ太さでなく、回り込み過ぎず丁度手のひらがネック裏にペッタリフィットする感覚、個人的にお好みです。
対して1960s J-45 Wine Red 2018は近年Gibsonで一番多く手にする、ちょい薄めでプレイアビリティに優れたモダンなスタイルです。1960sって言ってるけど、、、
エレキとの兼用の方、ハイフレットまで多用する方には重宝されるでしょう。
で、ネックの太さがサウンドにも多分に影響を及ぼしていると思います。
1960s J-45 Wine Red Red Spruce 2018のほうがアジャスタブルサドルにも関わらずロー寄りの太い音が出ます。
ジャキジャキ感はそれほど強くありません。
ファットネックである事の総質量の影響は大きいと思います。
対して1960s J-45 Wine Red 2018は逆に軽快なカッティングトーンが合う出音。
軽くスマートに決めたいならコッチです!
と、見た目を裏切る見事なサウンドメイク。
それぞれ試してみて損なし!
自分の好みにあったルックス、自分のプレイスタイルにあったプレイアビリティ、
色々な角度で選べる楽しさ喜び
それがGibson Acoustic
心斎橋店のGibson Acoustic
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WEB掲載完了!ぜひご覧ください!!!
店頭では展示販売中ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。