ミックロンソンと1968 Les Paul Custom Antique Natural
2018-06-03 6月1日より、イシバシ楽器 心斎橋店 ハイエンドギター担当として赴任致しました 湊 です。長らく梅田店にて勤務させて頂きましたが、6月からはミナミから日本の音楽文化を盛り上げるべく精進して参ります。何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、心斎橋店といえば所狭しと並べられているGibson Customのレスポール達。東西合せてもここまでの規模の展示はなかなか見られないのではないでしょうか。そこで、この圧倒的なGibsonの展示数の中から、湊の気になった1本を少しずつご紹介出来ればと思います。
第一回目のFrom the Beauty of the Gibson Room Ishinsaibashi は、
Gibson Custom Shop 1968 Les Paul Custom VOS / Antique Natural
販売価格 708,000円 (税込)
「グラム期のデヴィッド・ボウイを支えたギタリスト”ミック・ロンソン“の象徴である、1968年製 Les Paul Customをモチーフ」とコメントが有ります。
70年代に華美なファッションと共にギターミュージックが一つの芸術表現、詩的表現としてDavid Bowieを中心に展開されていった社会現象のひとつで、Lou Reed (Velvet Underground)やMott the Hoople、T-Rex などなど、多彩なルーツを持った個性豊かなアーティストを輩出したジャンルです。Sex Pistols や The Clashなど、70年代の終わりごろから現れたパンクの発生にも影響を与えており、歴史的に見ても、様々なフォロワーの発生から混沌としながらも音楽的に非常に重要な時代でした。
そのグラムロックムーブメントの中心人物であるDavid Bowieのグラム期に常に傍らにいて音楽的に支え続けたのがMick Ronson です。そのミックロンソンの愛器が1968年製の Les Paul Custom でした。

Mick Ronson の1968 Les Paul Custom、ナチュラルトップなのは『塗装を剥いだ方が音が抜ける様になるから』と自ら剥いだエピソードが有ります。Ziggy Stardust and the Spiders from Mars での映像だと、ネック裏も塗装が剥がれたかな。ミックのギターは当時としては圧倒的なディストーションサウンドで、サウンド面でグラムロックの印象を作ったと言っても過言ではございません。…これでThe Width of a Circleとか弾きたい!
Mick RonsonのDavid BowieとのキャリアはThe Man Who Sold the WorldからPin Ups、Lou Reed のアルバム Transformer の共同プロデュースまで。数々の名曲がこのギターと共に生まれたわけです。Bowie をして言わしめた『僕のジェフベック』という賛辞。
今日は久々にPlay Don’t Worry聴きます。
イシバシ楽器 心斎橋店 湊 でした!
Gibson Custom Shop 1968 Les Paul Custom VOS / Antique Natural
販売価格 708,000円 (税込)

SPEC
Body Top : Plain Maple
Body Back : Lightweight Mahogany
Neck : Mahogany
Nut Material : Nylon
Fingerboard : Ebony
Bridge : ABR-1
Tailpiece : Lightweight Aluminum
Tuning Keys : Grover Kidney Gold Aged
Rhythm Pickup : Custom Bucker
Lead Pickup : Custom Bucker
Control : 2Volume-2Tone-3way Toggle SW
重量 : 3.92kg
?付属品?
ハードケース
正規保証(要ユーザー登録)
認定証
詳しくは担当 湊 までお気軽にお問合せください!
TEL 06-6241-1484
E-mail shinsaibashi@ishibashi.co.jp
*************************************************
株式会社 石橋楽器店 心斎橋店 担当 湊
〒542-0086
大阪市中央区西心斎橋1-9-13
AH御堂清水町ビル 1F,2F
営業時間 11:00?20:00
TEL 06-6241-1484
E-mail shinsaibashi@ishibashi.co.jp
*************************************************