こ、これはチョ??期待!!!
2018-02-01 先日ギターとは関係のない木工屋さんとの会話「昔のギターって合板でもよく鳴ってるやん、なんでやろ?
ホンマに木が乾いてきた、いうだけで最近のモンとそんなちゃうもんかな?」
(作業しながら)「そら昔の木工技術と今やと全然ちゃうからなぁ、昔はちゃんとした合板になってないから3枚の無垢材みたいになって一枚一枚がよー鳴っとんのんちゃうか」
「!!!(マジ?)な、なるほどそうかも知れんなぁ」
目から鱗です。
たしかに60年代のGibson特有の鳴り方は、アジャスタブルサドルだからではなく、サイドが合板(ものによってはバックも合板)だからではないか?とは怪しんでいましたが、良くない音なら誰も評価しない、、、
まさかのレイヤー仕様に近い構造なのかも知れません(あくまで推論ですが)
おぉ時代のルーズさがもたらしたいたずら
さぁ小話はここまで
あっ、ここからが本編ですよ、小ネタ集めで終わらないで?
はじまります、俺(おいら)のジャパンヴィンテージ列伝!
先日予告していたネタです!

おぉ!KAWASEとThe Kasugaのダブルネームケース!
これだけでゴハン3杯いけますね!ゾクゾクします?
KAWASEさんは言わずと知れた日本のフォークギターの登竜門、先駆者的存在です。
そのカリスマ性はいまだ語り継がれています。
そしてThe Kasuga!
大好きです!私!
時代に刃向かう反抗期のごとくブルーグラスに特化したラインナップ。
有数のジャパンヴィンテージの中でもその分野においては秀でておりました。
一般的に良く見かけるエントリーグレードのKASUGAも同じ会社なのですが、The Kasugaは全く別格!
フィドル系のラインナップは限りなくG社に近く、ギター系は限りなくM社に近く、ルックス、サウンドまでもが最高峰です。
中古市場でもほとんど出回ることなく、ブルーグラッサーが気に入って手放さないのが想像できます。
さて、そんなThe Kasugaですが、今回は、、、

バ、バンジョー!っす!
パカット開けまして、、、

か、かっこえぇ?
パッと見るだけで放つオーラが違います。
クリアヘッドですね。

このヘッドもたまりませんなぁ?

ボディ側。
しっかり研究して、よぉ作られとりますゎ。

RB-1200ですね、なかなかの上位機種ですがな。

リゾネーターもえぇメイプルに雰囲気のあるフィニッシュ。

ネックもいいです!

ヘッド裏です。
と、このあたりで“んっ???”ってなった方も多いんじゃないでしょうか。
もう一枚

5弦チューナーの位置が、、、
そなんです、コレレフトハンド仕様です!
おそらくオーダーものでしょう。
実はさっきスルーしましたが、もう一度ラベルを見てください。

ほらっ、際っ際にRB-1200Lって書いてあるでしょ?!
これは超絶レアですね。
右利きなら一度見に行こうと思っていた方、残念です、、、
左利きで諦めていた方、きました、チャンスです!
実はこのバンジョー、近日中には東京のプロリペアマンに依頼して調整してもらい、関東圏の店舗で販売するか悩んでおります。
しかし、そこは浪速の商人!
ずっとご覧いただいてきた画像のように現在ノークリーニング、コンディションチェックもこれからです。
実は1弦も切れています。
が、こんなイイBanjoがこんな状態でもイイ!という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
保証無しJUNK扱いで破格値でご相談に応じます!
期限は僅かです。
気になったらぜひお問い合わせくださいませ!
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あ?ぁ、今週末のネタなのに我慢し切れず出しちゃった、、、
今週末は休も、、、