嗚呼、期待は儚く打ち砕かれる、、、

ニューハカランダでした、、、

2017-12-27 おっと一回すっぽかした
(オイラ)のジャパンヴィンテージ列伝!
その前は外伝やったし、グズグズになってきたか?
いやっ頑張ります!

で、本日はノーマルですが、これ!
155798 B

YAMAHA LL-31B 1994年製

当時のレギュラーラインとしては上位モデル。
でもジャパンヴィンテージとして取り上げるにはまぁまぁ?
と、そこは本日はディープに迫りましょう!

このモデル、それ以前にLL-31Aというモデルが存在しています。
外観上はブリッジの形状やブリッジピン、ペグの仕様変更などが挙げられます。
それらのマイナーチェンジでAというネーミングが1ステップ進んでBになった、、、と思っていましたが
違いました!

86036 B

当時のYAMAHAカタログを見るとA Typeという表記があります。
これは音の方向性を示すもののようです。
で、LL-31Aは敢えて言えばLL-53Dの方を向いていたようです。
それに対しLL-31BはLL-51Aのタイトで歯切れの良い音を追及したモデルとしてブラッシュアップされたようです。
とは言ってもLL-51AがそもそもA Typeのフラッグシップモデル、それを目指したのにType B???
う?ん、この辺は非常に複雑であまり考えすぎるとロクな事になりそうにありません。
自分で書いた過去の教訓を思い出しましょう!
どっちでもえぇやん えぇもんはえぇ
さぁ、すっきり前へ進みましょう、、、ゴメンそれ以上は、突っ込まないで、わ、分からん、、、

で、結局サウンドを変えるために何が変わったかというと、
ブレーシングが1本少なくなったそうです
これ、知ってた方いればかなり凄いです!
残念ながらLL-31Aの実機がないので検証できませんが、両モデルともお持ちの方がいらっしゃれば是非確認ください。

そして、毎度熱く議論が交わされる、
「カタログスペックではハカランダって書いてあるけど、これ、ホントにハカランダ(=期待値はブラジリアンローズウッド)なの?」
って話。

55119 B

確かに94年頃のカタログではハカランダ単板って明記してあって、その後年ニューハカランダという表記に改訂されているところを見ると、
「初期スペックはモノホンのハカランダか!」と期待が高まります!

しかし、、、
LL-31Bは当初からニューハカランダ(ホンジュラスローズウッド)を採用していたとのことです、、、
嗚呼、期待は儚く打ち砕かれる、、、
どっちでもえぇやん えぇもんはえぇ
とはいきませんよね、、、
でもハッキリ、スッキリしました!!!
これで木目を見てウンウン唸りながら、弾く前から良し悪しを選定するような悩みは無くなりました。
その個体のニューハカサウンドが気持ちいいかどうか、その一点で弾くことが出来ます。

そんなLL-31B、現在YAMAHAさんにて直々に調整中です。
もちろん、当時と同様、ミディアムゲージにてのセットアップを依頼しています。
お披露目は年明けになりそうです。
それまで今しばらくお待ちくださいまし?

他も色々入ってきては売れてますよ!
ここでチェック!

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イシバシ楽器心斎橋店

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