フェンダーの新シリーズ、アメリカンプロフェッショナルから登場したジャガーをご紹介!
2017-01-16 イシバシ楽器 心斎橋店、エレキギター担当:原田です。2016年12月、アメリカンスタンダードシリーズの生産完了という衝撃的なアナウンスとともに、その後継としてデビューした『American Professional(アメリカン・プロフェッショナル)』シリーズ。
そのラインナップの中でも注目度の高い、『American Pro Jaguar』を、日本製Japan Exclusive Classic 60s Jaguarと比較しながらご紹介したいと思います。
ジャガーは従来のアメスタグレードには無かったモデルでもありますので、非常に期待が持てるモデルですね。

とりあえず全体像の比較です。


はい、どちらもカッコイイですね!
では、部分的に見ていきましょう!↓↓
■コントロール


まず、一番大きな違いはやはりコントロール部分ですね。
正面から見て右側のコントロール。スライドスイッチによるピックアップのOn/Offが従来のジャガーのスタイルでしたが、アメプロのピックアップセレクトはブレードタイプになっており、スピーディーにポジションチェンジが可能となっています。
このブレードスイッチは4ウェイとなっており、ブリッジ側のポジションから順に
?ブリッジピックアップ
?ブリッジ+ネックピックアップ(パラレル)
?ネックピックアップ
?ブリッジ+ネックピックアップ(シリーズ)
というポジションとなっています。
?では2つのピックアップを使って、ハムバッカーのようなパワフルなサウンドが得られます。
ノブはマスターボリューム&トーンです。
ちなみにアメプロのボリューム回路は『トレブル・ブリード』と呼ばれる仕様で、これはボリュームを絞った状態でも高域が残るため、自然なボリュームコントロールを可能にしています。


続いて正面からみて左側のコントロール。スライドスイッチ1つだけ付いています。
従来はスライドスイッチでネックピックアップのプリセットサウンドへの切り替えとなっていましたが、アメプロではフェイズIn/Outスイッチとなっており、両ピックアップを鳴らしているとき(?と?のポジションのとき)スイッチ下側でフェイズIn(ノーマルサウンド)、上側でフェイズOut(少し抜けた感じの軽い音)となります。
■ブリッジ


ブリッジのサドルですが、ジャガーでよく言われるのが弦落ち(セッティングにもよるのですが。。。)。これを回避するため、サドルをムスタングタイプへ交換するジャガーユーザーも少なくありません。日本製はスパイラルサドルと呼ばれるネジ状のサドルが搭載されていますが、アメプロにはムスタングタイプが標準搭載されています。
■ピックアップ

見た目だけではわかりませんが、ピックアップは本モデルの為に開発された『V-Mod Single-Coil Jaguar』が搭載されています。ジャガーらしいエッジの効いたサウンドはもちろん健在。日本製ジャガーのサウンドと比較するとローエンドに力強さを感じます。ジャンル問わず使用できる、現代的にアレンジされた扱いやすいサウンドとなっています。
■ネック


アメプロシリーズ共通で採用されている、Modern “Deep C” ネックシェイプ。アメスタや日本製ジャガーと比較するとやや肉厚なネックグリップにはなっていますが、非常に滑らかに仕上げられているためストレスなく演奏できます。スケールはもちろんショート・スケールです。
日本製ジャガーの指板は7.25インチラジアスに、背の低いフレットを採用している、いわゆるヴィンテージスペックとなっているのに対し、アメプロではフラットな9.5インチラジアスに、背の高いナロー・トール・フレットを採用しています。スピーディーなフィンガリングやベンディングを実現する、モダンスペックとなっています。
■ヘッド


ジャガーはやはりラージヘッドストックですね。
ペグはアメスタと同じモデルが採用されており、スムーズな動作と安定したチューニングを提供します。
また、ナットの素材には待望のボーン(牛骨)が採用されました。
いかがでしょうか。
ヴィンテージライクな雰囲気を残しつつも、随所に散りばめられたモダン・スペック。
その実力をぜひ店頭でお試しください!
今回ご紹介したモデルはコチラです↓

Fender / American Pro Jaguar 3 Color Sunburst 《s/n:US16087059》
税込販売価格 194,400円
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