ナイロンピックの代名詞HERCOをご紹介
2016-01-31
指先のニュアンスを弦に送り込む重要なアイテム「ピック」
ギターを弾くうえで重要なアイテムでありながら、1枚100円(税抜)で買えてしまうお手軽感。
しかし、その求めやすい価格は複数の異なるピックを手に取ってしまう罠である。
罠にはまった者は皆、旅に出ることになる。
ピック探しの旅に・・・
そんな罠にかかってしまった旅人達を、迷宮へと誘う「ピック探訪記」。
そんなブログを書いてる私も、当然罠にかかった側の人間でございます。
旅人歴20年の私が、旅の途中に出会ったピック達をチョコチョコ紹介していきます。
今回は、ナイロンピックの代名詞 HERCO をご紹介。
ハーコと言う人もいれば、ヘルコと言う人もいますが正確にはどっちなんですかね? どっちも違ったりして。
まずは、当店ラインナップ一覧。


Vintage’66は1960年代の型から再現した復刻モデルで、FLEXシリーズとはデザインや形状が異なります。
こんな感じ

写真では分かりにくいので割愛してますが、先端の尖り方も微妙に違い、FLEXシリーズのほうが若干鋭くなっています。
ナイロン素材のため、厚みがあるものでも独特な“しなり”があり、好みが分かれるところではありますが、個人的には、好きな弾き心地です。
厚さに関しては、メーカーサイトにも表記がなかったので、計ってみました。
※御茶ノ水本店パーツフロア調べのため、多少の誤差があることをご理解下さい。

ここまで調べておいて言うのもなんですが、厚みなんてどうでもよくてですね、
実際弾いて“しっくり”くるかどうかが一番重要だと思います。
と言うのも、このピックは変則的な使用法がかなり有名なんです。
通常、この形のピックを持つ場合、こう持ちますよね。

ただ、これをこう持って、滑り止めのギザギザの部分で弾く人達がいるんです。

この弾き方を知った時は、もちろん試してみましたよ、結果はですね・・・・・
買って試してください!べつに書くのがメンドクサイとかじゃなくてですね、やっぱり“しっくり”くるかどうかは、試してみないと分かりませんからね。
1枚100円でできちゃうピック旅で、自分の中の“しっくり”を探しに行ってみませんか?