久々かえってきました?
2017-11-18 俺(オイラ)のジャパンヴィンテージ列伝!かえってきました!
俺(オイラ)のジャパンヴィンテージ列伝!
またやりますよ? サボってたわけじゃないんですよ、ネタがなかった、、、ただそれだけ
俺(オイラ)のジャパンヴィンテージ列伝!
あれっ?前はJapan Vintageって英語表記だったかな?おいら?オイラ?
まぁいいや、はじめますよ?
はいっ!ドン

Morris WH20
モーリス持てばスーパースターも夢じゃない!の我らが日本のフォーク最盛期最も売れたか?モーリスさんです!
いや?えぇ感じに全体がアカンアカン感満載に出しています。

まずピックガード。
良くできていますが本家よりは薄くやや小さいのでレプリカであるのはすぐ見抜けます。
OKな範囲ですか?

続いてヘッド側。
先端はアカン過ぎてお見せできません!まぁ1枚目に軽く写っておりますが
クラウンインレイやらあるものの、意外とロゴはおとなしめ、、、
他社が物凄い強引に本家ロゴに近づける中(またそういったギターが入荷したらご案内します)、M社風に縦TFロゴのような拘りはありません。
ロッドカバーは3点止め。

ポジションマークはブロックポジションです。
どうですか?皆さんがイメージするHum〇ingbirdのポジションマークはダブルパラレログラム(平行四辺形が2個並んだやつ)ではないでしょうか。
そうなんです、この頃、時は1970年代、日本に入ってくる本家ギター、憧れのアーティストが持っている本家ギターは圧倒的にリアルタイムの仕様の物が多かったのです。
ですのでサンプルとしても当時すぐパクれ、、、もとい模倣できるスタイルの流通が多かったのです。
Hum〇ingbirdだとこの程度ですが、D〇VE(もはや伏字になっていない、、、)やJ-20〇なんかだと、ブリッジ周りとかにもっと顕著にその傾向が見られます。(これもまた入ってきたら紹介しますね!)
“なんでバリエーションで50年代や60年代の物はないの?”って事になるんでしょうが、そういった時代背景、今ほどヴィンテージ回帰志向はまだなかったと考えるのが妥当でしょう。
でもね、Morrisにはあるんですよ、50年代スタイルのJ-20〇を模倣したモデルが!
しかしこれはさすがにアカンアカン過ぎて即本家から物言いがつき短命に終わります、、、
結果今となってはかなりレアなアイテムとなっております。そんなのが入荷しないかなぁ

で、そういった内容を踏まえてヘッド裏を見ると、よくできたボリュートです。

ネックヒール部が鋭角なのも、他モデルとの流用の偶然の産物か?意図的なものか?
ちなみに先のヘッド表の画像の3点止めロッドカバーも70年代初期の象徴ですね。
これも結果論??
。。。
こうして歴史背景と共にみていくと、なぜそのスペックで当時量産されたのか、だんだんと分かってきませんか。
一方ではG社、もう一方ではM社を模倣する日本市場の合戦は活況を極めていくのでした!
おまけ
↓

こ、これは別の意味でアカンアカンやろ?!
色合わせもアバウトやし、、、も、もしやそんなアバウトなところまで本家譲り?
以上!
こんなネタが書けるのも皆様の買取お持込があってこそです。
どんどんレアな珍品お待ちしておりま?す!
本家もたっぷりのアコギリストはこちら!