DAION解体しんしょ!

ダイオンギターをダイ解剖!

2017-10-14 110104 B

はいっ!連日ご好評いただいています(よね?よね?!(おいら)のJapan Vintage列伝!

本日は番外編!
DAION D-124DE

YAMAKIと共に歩み、80年代前半にはその名を冠したモデルも登場した日本ギター史上外せないブランドです。
The Yearシリーズではブラスナット&サドルのモデル等、独自路線を走り、エレクトリックの分野でも評価されながらもギタームーブメントの終焉とともに姿を消すことになります。

さて、今回ご紹介の一本は80年代、暗中模索の中、韓国製でリリースされた見慣れないギターです。
まぁ、なんてことないフツーのドレッドモデル・・・と思いきや!
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な、なんか付いてる??!!
ネックをビス止め?根元が不良を起こして粗い修理をした?いやっ、何か付いてるぞ?
しかも指板がサウンドホールに飛び出している!D-28LSVを意識???いやっ、ただサウンドホールがちょっと上のほうになってるだけ・・・深読みしすぎ!

で、このネジがなんぞや?というところを掘り下げてみましょう!
裏を触ると、やっぱりあります!
表からネジを金属で叩くと若干反応する?マグネットタイプピックアップのポールピース?

では思い切ってネジを外していきます!
多分これで止まってる筈なので取れます!多分、、ピックアップがダメになったらどうしよう、、、大丈夫、絶対取れるって、、、大丈夫俺(おいら)!


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長年の勘、、、もとい経験で無事作業は進んでおります。
残り2本を外せばいよいよ全容が解明します!いやぁますます不安になってきたぁ?


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ふぅ?
無事外せましたぁ?
やっぱりマグネットタイプのピックアップが内蔵されていました。

この時代にTylorとほぼ同じ位置にピックアップを取り付ける発想があったとは!
指板真正面からねじ込む根性もTalorの最新ピックアップのブリッジのネジしかり、超先見の明があったと言えるのではないでしょうか?!

今日は超カルトな深読みし過ぎ考察でお届けしました!

ところで気になるアコギのイベントはこちら!

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