どうも皆様こんにちは!
イシバシ楽器 御茶ノ水本店 PRSフロア担当 フクダです!
2026年4月下旬にアメリカ合衆国メリーランド州スティーブンズビルにあるPRS USAファクトリーへ行ってまいりました。
今回はPrivate StockおよびWood Libraryのオーダーにあたって、実際に現地で木材選定を行う貴重な機会をいただきました。
この記事では、その木材選定の様子はもちろん、ファクトリー内の雰囲気もあわせてご紹介していきます!
Day 1

羽田空港からワシントン・ダレス国際空港までは約13時間のフライト。
長時間の移動を経てアメリカに到着し、そこからさらに車で約1時間半ほど移動すると、PRS USAファクトリーのあるスティーブンズビルへとたどり着きます。
移動時間こそ長いものの、その先に待っている場所を思うと、自然と期待が高まっていきます。


今回で3回目の訪問になりますが、道中で渡るチェサピーク・ベイ・ブリッジは、何度見てもそのスケールの大きさに圧倒されます。
海の上を一直線に伸びるあの長い橋を走っていると、「いよいよPRSに向かっているな」という実感が一気に高まってきます…!



ファクトリーに到着すると、おなじみのHollowbodyモニュメントがお出迎え!
さらに画面には「Welcome Ishibashi」の文字が…!
歓迎ムードたっぷりで、到着早々気分が一気に高まりました。


到着してすぐに、ファクトリー内に新設された買付スペースでCoreモデルの選定へ。
約200本ほど並べられた圧巻のラインナップの中から、珍しいカラーの個体から定番モデルまで、実際に手に取りながらじっくり選んできました。
一本ごとの違いを確認しながら選んでいくこの工程は、非常にやりがいのある時間です。
今回選定したギターは、7月頃の入荷を予定していますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

なんと今回買い付けたギターには、全てPaul Reed Smith氏ご本人にサインを入れていただけました!
かなりの本数があったにも関わらず、一つひとつ丁寧にサインしていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
とても貴重でスペシャルな1本たちになりました…ありがとうございました!
Wood Library 木材選定



Coreモデルの選定を終え、続いてはWood Libraryのトップ材の選定へ。
ずらりと並べられたトップ材の中から、1枚1枚実際に手に取り、杢目の出方や個体ごとの表情を細かく確認しながら厳選していきます。

木材はこのように丁寧に仕分けされており、カラー別にグレード分けされているほか、フレイムメイプルやキルトメイプルといった種類ごとにも細かく分類されています。
用途や仕上がりのイメージに合わせて最適な材を選べるよう、しっかりと管理・整理されているのが印象的です。

光の当たり方や角度によって表情が大きく変わるため、完成後のイメージを膨らませながら慎重に選び抜いていくこの工程は、非常に重要でありながらも大きな楽しみのひとつです。
定番モデルのCustom 24は、全5色をそれぞれ2本ずつ、計10本をオーダーいたしました!
カラーごとの個性や仕上がりのバランスを見ながら、ラインナップとしても楽しんでいただける内容を意識して選定しています。
完成したモデルは、当店に入荷次第順次ご紹介していきますので、ぜひ続報をお楽しみにお待ちください!
Day 2


こちらはホテルの部屋からの眺めです。
どこか時間がゆっくり流れているような、落ち着いた空気が心地よく、移動の疲れも自然と和らいでいくような景色でした。
4月下旬のメリーランド州は、朝は少し肌寒さを感じるものの、昼間になると一気に気温が上がり、過ごしやすい陽気に。
ただ、1日の中での寒暖差が大きいため、服装選びには少し悩まされる気候でもありました。

もちろん、ファクトリー周辺のアイコン的存在となりつつある「PAUL REED SMITH PKWY」の看板も撮影してきました!
現地に来たからこそ収めておきたい、ちょっとした記念写真ですね。
Private Stock 木材選定

そしていよいよPrivate Stockの木材選定に移ります。



PRSが誇る木材保管庫“PRS Vault”には、フレイムメイプルをはじめ、世界各地から厳選された最高級のトーンウッドがずらりと並んでいます。
一枚ごとに異なる杢目や個性を持った材が整然と保管されており、その光景はまさに圧巻です。
ここには、これからギターとして命を吹き込まれていく選りすぐりの木材だけが集められており、PRSのサウンドと美しさを支える“原点”とも言える特別な空間。
実際に足を踏み入れると、そのクオリティの高さとこだわりの深さを肌で感じることができます。

Private StockディレクターのPaul Miles氏のサポートのもと、木材の選定からトップ材の位置取りまで、細部にわたって詰めていきます。
実際に材を前にしながら、杢目の見え方や仕上がりのイメージを共有しつつ進めていくこの工程は、まさに現地ならではの特別な時間です。
一枚一枚異なる表情を持つ木材と向き合いながら、細かなニュアンスまでこだわり抜いていくそのプロセスは、想像以上に奥深く、非常に刺激的な体験でもあります。
どんな質問にも真摯に向き合い、丁寧に答えてくださるPaul Miles氏の姿勢には、毎回学ぶことばかりで頭が下がる思いです。
このような貴重な経験を積ませていただけることに、心から感謝しています。




今回選定した木材についても、改めてご紹介させていただきます。
どんな仕上がりになるのか、今からとても楽しみです…!
入荷次第、詳細を追ってご紹介していきますので、ぜひ続報をお待ちください。



こちらはインレイに使用されるマテリアルのサンプルです。
非常に多くの種類が用意されており、その中から好みのものを選択していきます。
組み合わせ次第で表情も大きく変わるため、自分だけの一本を作り上げることができるのも、このPrivate Stockの大きな魅力です。
最後に、ファクトリー内の様子も少しだけお届けします。
普段なかなか見ることのできない現場の雰囲気を、ぜひご覧ください!






まとめ
Private StockやWood Libraryの木材選定からCoreモデルの選定まで、今回の訪問は非常に濃く、充実した時間となりました。
実際に現地で木材を手に取り、細部にまでこだわりながら進めていくプロセスは、何度経験しても新たな発見があり、改めてPRSのものづくりの奥深さと魅力を強く実感する機会となりました。
このような貴重な機会を支えてくださり、丁寧にサポートしていただいた現地スタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
TEL:03-3233-1484
メールでのお問い合わせはコチラ
